新 お気楽日記

日常を徒然なるままに。

世界遺産白神山地

久々にリアルタイムに放送を観ました。
オダギリ氏ちょっとナレーションがかわったんじゃないですか〜?個人的な感覚としては3つめの段階に突入しているような印象を受けました。最初の頃はただひたすらにオダギリらしく、朴訥とした語り。その分聞き取り難い部分もあったり、逆にその違和感が心地よかったり。そして年末あたりは危機遺産2本立てということもあったからか、サラリと聞きやすく、ついでにあんまり特徴もなく。実はちょっとつまんないなーなんてことも思っちゃったりして。でもなんだか今日のは良かったな、日本だったからかなあ?馴染みすぎず、違和感もなく、オダギリ氏が何か意図的に表現をし始めたような感じに聞こえて。
それもともかく。自然遺産(特に日本の)を見ると「身近にこんな凄いものがあるのだなあ」と感動する反面、絶対にそこへ行ってはいけないような気持ちになります。この番組に限らずです。登録されることで注目を浴びて広く知られることになるのだけれど、でも自分は知ったからと言って、と言うより知ったからこそ訪れたりしちゃいけないんだなあって。
単純に見てみたい興味はあるけれども。だけど自分はこれだけのものを見る価値のある人間なのか?とか考えてしまうんですね。訪れ、見て、でもそれが何も生み出さなかったら何の価値もないような気がする。きっと一生白神山地に行くこともなければ、屋久杉を見ることもなくて、知床の原生林も映像だけで知って終るんだな〜と思うのです。例えば仕事で取材して記事を書くようなことがなければ、多分個人の興味で訪れることはないでしょうね。