新 お気楽日記

日常を徒然なるままに。

実録小野田少尉〜

やっと観ました。捨助、もとい獅童さん素晴らしかったですね〜。帰還後はさすがに年齢的に若い感じはありましたけど、それを補って余りある素晴らしさでした。堺さんも良かったですね。堺さんの存在によって上手く時代の感覚が出ているように思いました。混沌とした部分とか。幕末も常々「ついこの間だな」と思うのですけど、もうこれなんて本当についこの間の話ですからね。小野田少尉の帰還は私自身子供心にテレビで観てよく覚えていたし。あの時の不思議な感覚を思い出しました。母親から説明されて、すごくショックだったのを覚えてる。不謹慎な言い方かもしれませんが、小野田少尉は侍なのだなと思いました。イコールではないのですけど、物事の筋の通し方がね、なんとなくです。
それにしても堺さんは水を得た魚の如く。ついこの間のドラマがナンだっただけに、良かった。こういうのがないと堺さんを観たという気分になれないですね〜。どういう役なのか?何を求められているのか?ストーリーの中の自分の存在をきっちり見出せる脚本や設定(実録ですけど)があると、これだけ違うのかと思います。表現者はやはりそういうもの。中途半端なものはこの人にはダメですねー。最近時々思うんですよ、優しそうな顔に騙されそうになりますけど、この人時々怖い目しますもんね。強かです。こっちも真剣に挑まないと食われちゃうよ〜。あ、そのうち別館に感想アップします。