新 お気楽日記

日常を徒然なるままに。

子供の相手は疲れる

幼稚園のお友達がこのところよく遊びにくるんです。4歳児が3〜4人集まるとそりゃー家は託児所の如くで、しっちゃかめっちゃか。仕事どころではありまへん(涙)。子供なりに誰かを誘ったり、また一方的に「遊びに行っていい?」と押しかけてこられたりというのもまたいい経験で、「そんなことをするようになったかのう」と目を細めていられるのは最初のうちだけだったりして(笑)。

不思議に思うのは我が家に遊びに来ておきながら、子供同士の遊びの輪には入らず「○○ちゃんのママ〜(←私です)。ねえ見て見て〜」とか「あのねえうちのパパはねえ〜」などと、私としかコミュニケーションをとらない子のこと。子供同士何か始めてもすぐにそこを抜け出してキッチンに立つ私のところにへばりついてしまう。一応他所様の子だし…と思うので私も「へえ〜すごいねえ〜」なんて相手をしてしまう。すると更に「ねえねえ」がエスカレートするという仕組み。いやもう本当に夕飯の仕込をさせてくださいまし(涙)。
そこまでなら百歩譲って泣き笑いなんですが、大概こういう子は「皆遊んでくれなくてつまんない」「仲間に入れてくれない」などと言い出すのです。しかし大人の目から見ればちょっと思い通りにならないからと言っては、輪を抜け出しているという事実は明白でして。相手は子供ではありますが、自分中心でないと遊ばないという態度にはちょっとカチンとくるのでした。
結局「いいもん一人で遊ぶもん」などと言いながらキッチンに入り込むので流石にプチンと。「ちゃんと皆に入れてって言った?そんなにつまらないならお家に帰る?ママに電話して迎えに来てもらおうね?一人で遊ぶならお家にいるのと同じだもんね?」と4歳児相手に大人気ない私。「やだ。帰らない」「じゃあ皆で仲良く遊びなさい。お友達の家にきたら皆で遊ぶものなんだから。ほら!皆も入れてあげなさいっ!」と語気が荒くなる私。結局強かな4歳児はそこで態度を変え、子供同士で遊ぶようになるのでした…。はあ〜。疲れた。
なんて言うんですかねえ、普段大人に構われて、褒められて、大人は何でも言うことを聞いてくれる…と思っている幼児の多いこと。ウチの子だったらとっくに「ママはあんたの友達じゃないっ!」と鉄拳が飛んでるところなんですが(笑)。きっとその子はあと2〜3回これをやったら我が家に来なくなると思います(←上の子で実証済み)。我が子に言うように(正確にはかなりやさしめにはしているんですが)、アレコレ言うと大概何回かの後に来なくなるんですよ…。別にいいんだけど、そんなことぐらいで来なくなることもあるまいにと思ったりもするんだけども。
昔、「外に遊びに行くなら出したおもちゃを早く片しなさい」って言ったら「○○ちゃんのママ怒ってるのお〜?こわーい」と言われてプチンとなったこともありました。いやあウチに遊びに来ている以上、そんなに甘くはしてあげられません…。やるべきことはやれ!と我が子に日夜言っているのだから、我が子の前で「今日は特別よ、片付けなくていいわ」ってわけにはいかんのです。

とりあえず他所へ遊びに行ったときも、ウチの子たちにはそうしてもらいたいし、悪いときはガッツリ叱って欲しいし。いろんな大人に怒られた方がいいと思うんですよ、子供は。って思うのは、ちょっと古臭い考え方なんでしょうかね…(と、他所の子に厳しくしてしまった自分に、実はちょっと凹むのでした)。