新 お気楽日記

日常を徒然なるままに。

実際年齢もオバサンだし

イマドキの若いお母さんたちは、何故か他のお母さんのことを「○○ちゃんママ」というふうに子供の名前にママをくっつけて呼びます。私もそうやって呼ばれるんですが、これって結構ちょっとコソバユイものがあります。こんな呼び方って昔はしなかったよ〜。我が家はパパママと言っているので、それ自体には抵抗感はないのに、そうやって大人が呼び合うのには物凄く抵抗がある。なので私は他のお母さんたちのことは専ら苗字で「○○さん」とか、仲良しになると「△△ちゃん」とか呼びます。ときどき勇気を振り絞って、もしくはノリで「○○ちゃんママ!」とか言ってみたりして。

因みに自分が他所の子に名乗るときも「××ちゃんママ」と自分の子の名前にママをくっつけて言うのが普通です。これはもう輪をかけてこっぱずかしくて言えない。他所の子供に向かって「××ちゃんママがやってあげるよ」とか言わなくちゃいけない…いけないってことはないんですけど(笑)。でも皆そうしてますねえ。
さすがに言えなくて、自分のことは専ら「おばちゃん」で。「おばちゃんに貸してごらん?」「おばちゃんがやってあげる」なんて言うんですけども。

しかーし今日ついに他所の子に「違うでしょ!」と怒られちまいました。「え?違うって何が?」とすっとぼけていた私は4歳児に「おばちゃんじゃないでしょ!○○ちゃんママでしょ!」とダメだしされてしまった…。ダメ?そう言わなくちゃダメなの〜?恥ずかしいよお。

なんでこんな呼び方なんでしょうね?いいじゃんかおばちゃんで!と思うんだけど。若いお母さんたちは「おばちゃん」という単語に抵抗があるらしく、絶対口にしません。

私はね、実は結構好きなんですよ。おばちゃんって言葉。なんか年季入ってる感じがしてかっこよくないですか?頼りがいがありそうだし、元気そうだし、強そうだし、仲良くなれそうだし、かなり偉そうだし(笑)。心のどこかで筋金入りの「おばちゃん」に憧れているんです。

仕事とかでもずっと「ふん、若い娘に何ができる」と思われるのが辛かったし。いや実際仕事できてなかったってのもあるけど、でもやっぱり見た目とかキャリアで軽く見られるのは嫌だった。早く「お、なんだか百洗練磨で頼れそうなおばさんだ」と思われたかったんです。だから「おばちゃん」と自ら名乗れる年頃と状況になってきたのが、最近嬉しかったりもします。

でもどうやらこれは少数派みたいで…。ニッポンのおばちゃんはどこへ行ってしまったのかしら?