新 お気楽日記

日常を徒然なるままに。

オシム的子育て

俊輔をミーティング教材に
とか
俊輔に4クラブがオファー
なんていう記事が並んでいる日は仕事をしていてもちょっと嬉しい気持ちになります。


オシムがアジア杯にむけてのポジション別ミーティングで、俊輔についてかなり語ったらしいです。これもオシム的には計算に入っていたのかなあ〜と、興味深く思いました。トルシエっぽく誰かを徹底的に痛めつけるようなことまではしないけれども、そう簡単には褒めたり評価したりしてくれない人。でも常にそれは心の中ではこう思っているけれどもそれを今言ったら選手がどうなるか…っていうのを考えてコントロールしてのこと。それが特に誰かを貶めたり持ち上げたりということにならないのは、個人的にとっても好感持ちますねえ。日韓のときに苦しんだ身としては(私が苦しんだわけじゃないけど)。

なんとなくいつも「子育てに似ているなあ」と思いながら注目してしまいます。特別扱いはなし、その分無名の選手にも門戸は開かれているし、やるべきことをキッチリやれば相応の評価は下されるし。アメとムチというほど大袈裟なもんじゃなく、甘やかさず、感情的になりすぎず、でも心から強くなることを求めている。そういう客観性とゆるぎない姿勢がいいな。きっとオシムは子育ても上手いに違いない(笑)。ちょっぴり怖いけど、懐の深い頼れるお父さん。そういえばアマル・オシムはどんな感じなんだろう。長くオシムパパと一緒にやってきて、上手く千葉を引き継いだ感じはやはり似たようなタイプなのかな…。私と大してかわらない年齢のはず。子育てはどうだろうか(笑)? なんて、話が逸れてしまった。

記者会見やインタビューでの言葉の選び方も好感持ちます。いや、それは訳し方がいいのかもしれないけれども、ファンにも期待をさせすぎず、安易な盛り上げもせず、しかししっかりとサッカーを観ることを促してくれているような感じが。私のような浅いファンも、もしかしたらオシムに育てられているのかもしれないなあと思ったりする今日このごろ。
アジア杯が楽しみです。