新 お気楽日記

日常を徒然なるままに。

お仕事の不思議

取材では通常私はメモで対応、インタビューはニュアンスも大事なのでテレコで録音。というのが私のやり方で。多分一般的なごく普通な感じだと思うんですが…。
ただ自分も興味を持って面白くやれた取材などというのは、資料を貰ったりメモを取ったりしてもまず見ません(笑)。メモやMDは「こんなこと言ってねーよ」って言われた時に「言ってるよ」と言い返すためだけに保存してあるようなもんで。ってのは大袈裟ですけれど本当に見ない。見ないで書ける!不思議なことに数字の類も一度しか聞いていなくてもだいたい頭に入っている!このもの覚えの悪い私がですよ〜。施設の広さいくらだの、こっからあそこまで何メートルだの、参加人数が何人だの、何年の出来事だの。数字の類はまったく自信がない上に間違っているとシャレにならないので確認はしますけれど、これが不思議と滅多に間違っていないんだなー。

故にこういう時の原稿は書くのも早い!帰り道でだいたい頭の中で出来上がっていることも多くて、運転しながらPCに向かいたくなることもしばしば。そうそう、文字数なんかも一発で結構指定どおりに書けるんですよ〜。きっと頭の中で全部整理されているからなんでしょうね。優先順位とか、どこがポイントだとか。
整理されていない場合は大概書きすぎてあとからいっぱい削って、結局当たり障りのない部分だけが残るという。すみません(汗)。

このところハードな中にもそういう仕事がちょろちょろ混じっているのである種ゴキゲンです。楽しめれば、忙しいのはどうとでも乗り切れる!なあんて言っていると大体その後苦しめられる仕事が来たりして!
去年の今頃はもう本当にムチャクチャな仕事をしていたんだよなー。あれが本になったのはもうウルトラCだとしか言いようがない。でも出てみればやっぱり嬉しいし、結局出来の悪い子程かわいいじゃないですけど、妙に印象に深いのね。楽しくやった仕事は、後から思い返したりすることはまずないんだな。これが不思議と。