新 お気楽日記

日常を徒然なるままに。

本日の打ち合わせ

会議とか打ち合わせで本当に「有意義だったな〜」と思えるものって少ないです。とっても重要なことっぽく匂わされて勢い込んで出て行ったら8割確認事項2割雑談みたいな。会議も「なんかもっといいアイディアないかなー」なんて机囲んでて良いアイディアが出てくるなんて事あるわけない!まあ「各自考えておいて」なんて言うと何にも考えてこない奴がいるからそうやってある種拷問に掛けられるんでしょうけれども、辛いよね。何が辛いって「時間を返せ!」的な気分になってくるのが。思わず机の下で貧乏揺すりしたくなったり、もしくはもう諦めて脳内のみ趣味の妄想世界へひとっ飛び!とか。

もっと効率よくできないもんなのだろうか?皆忙しそうなのに。

そう言えば昔編集者になりたてのころ、ド新人の私にあるデザイナーさんが言いました。「徹夜している人は皆能力がないんだ」と。一人残らずそうだとは思わないけれど、一理あるとは思います。私たちは芸術家ではない。限られた時間の中で目的にあった選択をし続けていくしかない。そうやって答えを出して形にし続けることが仕事。月刊誌とか週刊誌とか期限付きの仕事はまさにそれ。もちろんその中で最大限の時間と頭を使うことは前提ですけれども。無意味な徹夜は実際多い(ように見える)。しかもそれで出てきたもんがソレっすか?というようなね(笑)。頑張った自分に酔ってない?と思ったり。前出の会議も然り。

それでもそれを我慢するのも修行のうちか?と思い、流石に大人なので文句言ったりはしないんですけれども、言った方が良い場合もありそうで。どっちが正解かは謎。

あ、そうそう。そのデザイナーさん、実際業界人としては珍しく朝は9時から夕方6時くらいまでしか仕事しない人で。6時なんて編集部的には「さーてそろそろ仕事すっか」ってな時間だったので一部の人には「あの人は遊び優先で、仕事にやる気が感じられない」なんて言われていました。遅い時間の編集者は連絡を取り合うこともできないわけで。だけど何時に仕事しようと、一日に何時間仕事しようと、一本のデザインに何時間かけようと、出てきたものが良ければそれで良し。私は好きでしたけどねえ。その人。
無意味に夜中に事務所に女性編集者を呼び出して、打ち合わせと称して何時間も時間を潰させる既婚エロオヤジよりは百倍ましだろうと。じっくりやろうという名目で自宅兼スタジオで一日中延々ブツ撮りし続けているエロカメラマンよりも千倍ましだろうと。ある種軟禁状態(笑)。二人きりの密室はハード。しかもその後必ず深夜ディナー(もちろんこっちの経費)付き。なんか間違ってる…。

話が逸れた!つまり、仕事なんだからもっと能率よくやって良いもの作ろうとは思いませんか?という至極シンプルなことを思った一日だったのです。会議や打ち合わせは短めに。
というわけで強引にまとめてみました。