新 お気楽日記

日常を徒然なるままに。

あり得る話

仕事の山がとりあえず大分片付き始め、向こう側が見えるくらいにはなってきました。うほー気持ち良い!
というわけで、溜まったDVDが観たいぞとか、マツケン踊らなくっちゃとか、買い物に行きたいわとかいろいろやりたいことはありますが、早速新作を練り練り。
考え中のがいくつかあって、短めのから取り掛かろうかなーなんて思っていましたが、禁断症状が現れてきたらしく、無性に長めが書きたくなり、とりあえずなんとか形になってきたのが1本。なんか長くなりそー。
私の場合、よくある手法が、プロットをまず大雑把に作りますね。これはもう超独断と偏見で、まあある程度頭に入っている史実と、妄想で作ります。こうだったら面白いなーぐらいの感覚で。それをだだっと組み立てた上で、その話の問題点を書き出します。
何で○○はそんなことをしたのか?とか、何でこの人は嫌われちゃったのか?とか、史実のここと合ってない!とか、史実のこのネタをなんとか押し込まねば!とか、それらをだーっと書き出すとこれがまたすごい量で。
それを一個一個消化していくのです。
人物関係なら、なぜこの人が憎むようになったのか?とかをエピソードとして考えたりします。結果的にそれらがばっさりとカットされることもあるのですが、一応見えない部分の辻褄とかもあわせたいので、これがないとどうも気持ち悪いっす。
とは言え、辻褄あわせばっかりやってると話がつまらなくなる場合もあるので、その辺は匙加減が必要だったりもしますが。
そういうのをベースにして織り込みながら執筆と相成りますが、書いている途中で「あ〜最初にこういう台詞を言わせておけばよかったんだー!」とか思いついて、振り出しに戻ったりすることもしばしば。そーすっと、また途中に矛盾が生まれたりして、あっちもこっちもつなぎ合わせるのにまた作り直し〜とか。
基本的に大筋のプロットが変わることはないんですけどね。
でも、いろんな人間関係とか事件とかがきれいに繋がった時って気持ちいい!パズルがきれいに全部はまったみたいでね。
その辺がリアリティだと思うんですよー。
「そんなことあるわけねえじゃん」という話は書きたくなくて、でもそんなあり得ない話が、さもありそうに書けたら面白い。
本当に「あり得る」話ばっかりじゃ、白けますものね。そういうのはリアリティとは言い難いなあ。
考えても見れば、面白い映画とかドラマとかも皆そう。
絶対あり得ない!と断言できる話でも、そのストーリーの中で設定とか人物像とかがきっちり構築されていて、辻褄があっていたら、ものすごく「あり得る」話として面白くなりますもんね。
その辺が曖昧で適当だと「嘘くさー」となってしまう。
そういう話が書けるようになりたいですね。ひとつの目標でもあります。
関係ないですが、近年若い子とかがやたらと「あり得なーい」なんて連発しますが、れはどうなんでしょうね?いや言葉自体は正しい日本語だと思いますし、いいんですけどね。「あり得なーい」って言われてる話って、結構あり得る話だったりするような?