新 お気楽日記

日常を徒然なるままに。

ケムシ襲来

ついに来やがりました…ケムシ。
娘たちの前では平静を装う私ですが、実はダンゴムシ一匹さわれないヘタレです。こんなことじゃイカン!と出産をきっかけに「絶対きゃあ〜とか言わない!」という固い誓いを立て、今のところ9年間はなんとか無事故無違反(笑)。庭を掘っていてミミズが出てきても「うっ」と思いながら、シャベルですくって自力でポイっとできるくらいにはなりました(低レベルですみません)。家の中に蜘蛛がいても見なかったことにするぐらいの度胸はつきました。ゴキブリだったらスリッパでひっぱたくくらいのこともなんとか…。
娘たちはたまたま仲良くしているお友達が虫大好きなので、そのお陰でミミズだってオケラだってアメンボだ〜って大丈夫。指で摘んで弄繰り回して遊ぶ子に育ってくれて…ホッ。因みにそのお宅のママはガマ蛙も鷲づかみにしてえいっと投げる(何故投げるのかは不明)ツワモノ。ああ…理想の母の姿…ステキ。

そんなわけで娘たちの成長に負けないようにコッソリ自分と戦っている私なんですが、さすがにチャドクガは心の中で「ギャー」と叫びました。周囲に誰もいなかったのに叫ばなかった自分を思い切り褒めたい気分ですが、そうも言ってられません。他の蝶の幼虫なんかなら草木がやられるだけで済みますが、毒のあるもんは放っておいたら大変。特にチャドクガはえらいことになってしまう!

寄りによって植えたばかりの木香バラですもん!許せません!確かチャドクガは椿なんかだと大量発生するハズだった…と幼い日のことを思い出し、周囲をくまなく探索…どうやら一匹のみらしい。どっかからやってきちゃったのかしら…。確かチャドクガは死んでも毛に毒があるんだったな…と思い出し、恐る恐るハサミでその葉っぱだけを切り落とし…次の瞬間…何故かきゅっきゅっきゅっと踏み潰しておりました(笑)。
ああ、幼い日の記憶が勝手に蘇ったんですよ…そう母はいつもコイツを憎憎しげに踏み潰していたんです。踏んだあと「うへー踏んじゃったー」とやっぱりちょっぴり怖くなるんですが、「これを子供が触ったら大変!と穴掘って埋めました。土に埋めるか燃やすかがいいらしいです。
なんとなく「私、少しは成長した?」と思える出来事で(笑)。ようやくちょっと母らしくなれてきたかしら〜と。一体どんな母親像を目指しているのか?って感じですが、やっぱり強いお母ちゃんには憧れるのです。
でもやっぱり気持ち悪かった…。消毒しなくちゃ…。