新 お気楽日記

日常を徒然なるままに。

おばあちゃんちの家具

本日は「おばあちゃんちに行った感じ」という我が家のコンセプトに合う家具の話。世間一般ではこれを昭和レトロと呼ぶらしい…。なるほど。
とは言っても、新築の家に昭和レトロな昔のソファーは合わないに決まってる。そこまでやると新横浜のラーメン博物館になっちゃいそうで(笑)。あれはあれで好きなんですけど、でも我が家はアミューズメントパークではないので、普通に使いやすそうなものを探しました。でもって一目惚れだったのがこれ♪

村田合同さんのカサブランカ。村田合同さんはinnovatorが有名です。
ですが我が家が惚れたのはカサブランカ。籐の家具は昭和レトロのイメージ…だけど現代風のデザインっていうのがポイントです。イベントで発見して「これよ〜」って気分。なんでも「籐は曲げるもの」という概念を覆し、直線的に使ったところに意味があるらしい。そこがレトロではなく現代風のキーじゃないかと。
なかなかいいなあ〜と思ったのは、ソファが1個ずつ離すこともできるので、後々増やしてジョイントしたりってことも可能だということ。すっごく軽いので掃除のときにも一人でひょいひょいと動かせそうってこと。我が家の床材はバンブーなので、それにも合うかなあ〜ということで即決。あ、もちろんこんな巨大なカウチは置けないので、3人掛け+オットマン(←これは夫の希望)という程度のもん。カバーリングも洗えるし変えられるしで、汚しまくりの我が家にはぴったり…というわけで。
色は紫(笑)。こんな色。

お店の方が有無を言わさず茶とかベージュとか、紺とかの生地を持ってきて並べてくれるので、すっごい言い出し難かったんですけどねえ。カタログ見たときからこの紫が気になって気になって。見本の大きな生地を見たら更に気になって気になって。でも誰もこの生地に指すら触れないんですよ。でもこのまま過ぎてしまったら後悔しそうだ〜と思って意を決して「あのう〜、む、む、むらさきはダメですかねえ」と。「え?紫ですか?」とお店のおじさんが一瞬戸惑いの表情を見せたのが印象的でしたが。毎度ナイスなアドバイスをくれるインテリアSさんが「いいです!いいですよ!合いますよ。すっごく意外でしたけど」と、無理矢理言ってくれたので採用することに。でもなんで笑ってたのよう〜(笑)。何度も「いやーこれは意外でしたよー」を連発してくれましたが、そうか意外だったか。
一口に紫っていうと「え?」って感じですけど、紫ほど色に幅があって面白いものはないと思うんですよねえ〜。実は大好きなんです。ただ大好き故に「この紫は違う!」って激しく毛嫌いする色もあるので、人に伝えるのはとっても難しいんですが。素材と色合いが合うと紫はとっても美しい!冬にも夏にも合う!と勝手に決め付けてるんです。

そんなこんなで、結局ダイニングセットも同じカサブランカで注文。ええい!もう後は野となれ山となれです!

因みにダイニングの張り地は茶系。リビングのソファーと同じ色にしたりするのは今時流行らないのだそうです(照明器具と同じですね)。昔はショールーム並みにお揃いにするのが流行ったそうですが、今は適度なバラケ感や生活感を盛り込むように変化をつけるらしい。ふむふむ、勉強になります。
確かに子供の服なんかでも、大きい子と小さい子が思いっきり同じデザインをお揃いで着ているとどちらかに無理がきますもんね。同じ生地でも大きい子はスカートだけ、小さい子はワンピースで…なんていうのがさり気無くていい感じ。もしくは色違いで大人っぽくしたりかわいらしくしたり。

インテリアさんがいなかったら、我が家はどんな家になっていたことか。考えてみると彼女の力は絶大だわ〜。

ちなみになんだかすっかりファンになってしまったカサブランカこちら
私がおばあちゃんちだとか昭和レトロだとかって言うとなんだかですが、アジアンリゾート風なら右に出るものはいないんじゃないか…というような素敵な家具がいっぱいです。フレーム色と張り地にいろんなものがあって組み合わせられるので、何気にかなりポップな家具も作れそうです。オレンジやブルーのフレームだったら、お店とかにも良さそうだよなあ〜なんて、余計な妄想までしてしまいました。うーむ。家具は奥が深い…。

まずは出来上がりを見て「え?こんなはずじゃ?」になりませんように。