新 お気楽日記

日常を徒然なるままに。

ヒミツの花園第2回

今回は担当編集者がクビになる話。
まあ大先生に「あんたダメ」って言われたら、理由にもよりますが大抵は担当替えになりますねえ。しかし何しろ花園先生の素晴らしいところは「本人に直接言う」ってトコロですね。「あの子替えて」って編集長に言わないところ。一見、花園先生はわがままで無茶苦茶に見えますが、こんないい先生少ないよ…と思うのは、彼らが自立した大人だから。「えーんもう何描いていいのか思い浮かばないよう」って泣きつかれて、担当編集者がストーリーを考える…なんてこともないわけではない現実を思うと、この先生は素晴らしい。っていうか、それがちゃんとできるから大先生になれるわけなんですが。そう思えば編集者としては楽な先生を担当しているとも言えます。掃除や留守番を頼まれるなんて、信頼されている証拠♪現実だったらある意味喜ばしい事態です(笑)。とか言ってる場合じゃない?
原稿に水を零す…はマンガ編集者にとっては背筋が凍る出来事ですが、ないこともない。というか、世の中何が起こるかわかんないですもんね。昔原稿を宅配便で送っていて、そのトラックが高速道路で横転…ていう事故の話を聞いたことがあります。きっちりビニールに包まれてから封筒に入っていたので、ガソリンとかオイルに塗れることもなく、水濡れも免れたという。しかもその先生は(当たり前なんだけど)ちゃんとコピーをとってあったので、万が一のときはそのコピー原稿で雑誌掲載は凌がれるわけです。ねえ、世の中何が起こるかわかんないですよ。おお怖い。宅配便業者がいくら保険でしっかり保障をしてくれたとしても、締め切りに原稿が間に合わなければ意味がないのですもの。原稿持って電車乗るときとか、絶対網棚に置いちゃいけない!死んでも胸に抱えておけ!とかイロイロあります。昔ときどき思いましたねえ。この編集部が火事になったらこの原稿の山はどうなっちゃうんだろう?って(怖い想像ですが)。逆に原稿間に合わないときとか「編集部が燃えちゃえば発売日遅れるのだろうか?」とか思ったり。テストの日に学校が火事になったら…とか思う小学生と変わりませんね、発想は(笑)。
因みに田中哲司さん演じる編集長が、昔の上司にすごく似ていて嫌(笑)。眼鏡がおんなじなんだもん。いや田中さんはいい感じなんですが。

とりあえずドラマなので「んなん、ありえないよ」という突っ込みは、私はいたしません。それがなかったらただの悲惨なドキュメンタリーにしかなんないもんね。

そんな余談は放っておいて、今回の堺さん。
まずはサボテンの水遣り。これって苔栽培に精を出す堺さんそのものじゃ?あんな顔して苔にもシュッシュッって霧噴いてるんでしょうねえ。そしてオタクな弟への「おおヨシヨシ」がもうツボで!うわ〜ヨシヨシされたいー!って思ったファンは多いことでしょう♪きゃーん!胸が、胸が苦しい〜。あと癒されポイントはやっぱり公園でしょうねえ。この人の穏やかな顔にはホント癒されます。何しろ目が笑ってない(笑)。この役どころにぴったりですよねえ。普通に会話してそうに見えて、すっごい分厚い壁がある。絶対心開かないぜ!っていう。
2回目になって思うのは、池田さんとの遣り取りがすごいピタリと来ているなあってことかな。間とかがすごい私好み。笑うシーンもシリアスなシーンも、この二人のテンポがすごく好きです。原稿濡れて大声で怒鳴りあうシーンなんてもうたまらん。
弟の本郷くんとのシーンもいいですよね。こう、このお兄ちゃんだけには心開いている陽くんの感じ。なんかこの二人似てない?って言ったら、ちょっとファンフィルター掛かりすぎ?タイヤキ買いに行こうか…とか良かったな♪

そうそう。公式サイトに堺さんのインタビューがアップされてました。まあ内容的にはどうってこともない(失礼)感じですが、なんとなく航のキャラと堺さんのキャラが近いのかなあ・・・って気がします。長男キャラなんだな…やっぱり。だけどあれこれ口やかましく言わないところはO型だからだな(←決め付け)。うーむ。堺さんみたいな兄貴が欲しかったー。