新 お気楽日記

日常を徒然なるままに。

Dr.コトー2006第1話

昼の番宣特番も見て万事オッケーな状態で視聴。染みるドラマですねえ。誰一人として必要のない人のいないドラマだと思う。本来ドラマとか映画ってそうでなくちゃいけないと思うのですが、あまりにも使い捨てになるキャラが多い昨今の番組事情の中でやっぱりこういうドラマは染みます。役者さんたちが非常に自然体で、それでいていきいきとその役柄に入っているというのは、きっとそういうところにあるのではと思います。話の本筋に絡んでいるとかそういうことではなく、誰一人が欠けてもダメな島を作っているからこそ全員が存在価値を感じている…なんていうのは深読みしすぎでしょうかね。でもそういうものがどこからともなくじわーっと滲んでくるドラマ。
勿論島の住民ではありませんが、鳴海先生もその一人。エリートキャラに、ついついエンジンの時の鳥居先生を思い出しましたが(なぜそれを思い出す?)、やはり存在感がまったく違います。出番が少ないとか全然思いませんでしたね。寧ろ「こんなに出てるのか」とびっくりしたくらい。このドラマの世界観の中に存在しているだけで十分というか、例え一言しかセリフがなかったとしても存在する意味があるってもんでしょう。

そんなわけで、白衣&眼鏡の堺さん♪冷ややかな口調が素敵!てか顔映ってなくてもやっぱりわかるし。いや、このドラマは全員わかるか(笑)。コトー先生を電話口で追い詰めていく口調にたまらないものがありました。「そんな意地悪っぽく言わなくてもー」とか思っちゃったり「畜生鳴海嫌な奴だな」って初回からファンである私が思ったのだから素晴らしい♪どんどん彼らの胸中を引っ掻き回して視聴者に嫌われてください…。
週に一度の楽しみが♪木曜日が大好きになりそう…。