新 お気楽日記

日常を徒然なるままに。

目指せアルカイックスマイル

もうねえ、アルカイックスマイルの堺さんを見習おうと、このところ本当に怒った顔をしないように頑張ってるんすよ。
怒った顔をしないどころか、声を荒げることはまずないという堺さん。ついでに怒っていることが相手に伝わらなくて困ると笑いながらぼやく堺さん。そもそもアナタに怒りの感情はないのでしょうか?いや、ちょっとは怒ってるんでしょうけどもねえ。仕事とかでないのかね?そういうこと。そう言えば随分前のnaviでこの仕事には「鈍」というのが必要だとか言ってなかったっけ?いっぱい待たされてもイライラしないとかさ。でもそれに気付いているということは、やっぱり自覚はあるのね?これは理不尽だ!とか、ちょっとおかしいんじゃないか?とか。でも怒らない。鈍い自分を作り出せるアナタはえらいと思うよ。本気で仏のようだと思うよ(←本当にそういう人かどうかは知らんけども)。
ついでにウチの母は言う。「性格は顔にでるものだからねえ。この人は本当に穏やかな人なんじゃないの?」そーなのか。やっぱりそーなのか?だとしたら私は怖い顔をしているのだろうか?

というわけで、久々に仕事で怒りの感情が込み上げましたが、とりあえずぐっと寸止め。これだけでも結構進歩したんじゃないか自分。
だって絶対おかしいよ〜。午前10時半に電話が掛かってきて、この間書いた原稿に書き足しをして欲しいという依頼。もちろんやるよ〜やりますよ〜!しかーし締め切りが1時間後ってのはどーだ?私が今家に居て、PCに向かえるって確証がどこにある?もしも「今実は函館で(まあ場所は置いといて!)バカンス中です〜」なんて状態だったらどーすんのっ!しかも1時間はないだろ〜。「無理っ!」と一言言っても良かったけれど、ここでぐっと堪える自分。「すぐやりますけど、2時間くらいはみてください」と、僅かな抵抗(涙)。
しかし直す内容に少々無理が感じられるので、問題箇所を伝える。「ここ直すとこっちのページとかぶるよ」とか「イメージ散漫になるよ」とか。それでもオッケーだというので、ならばとやり始める。しかしやり始めるとすぐにまた電話。「やっぱり、もっとこういうふうに」って!おい!それもう直すとか言うレベルじゃなくなってるじゃん!台割も変わってるじゃん!全面書き直しじゃん!そういうのちゃんと決めてから言って来いよっ!
しかし怒らない怒らない。
再びその問題箇所を伝える。「資料を集めないとそれは書けないよ」「そうなるとタイトルも変えないと合わないよ」「タイトルかえるならクライアントにオッケー貰わないとダメよ」とかなんとか。若い編集さんだからその辺の機微がわかんないらしい。噛んで含めるように穏やか〜に。なのになのに何で泣く?そこで何故泣く?私が泣かしたのか?いやー、この年になって若い女の子泣かしてたら完全なお局さまじゃん!マジで身に堪えますよ。ああしんど。
結局「どうしても今日中に校正を渡したいので、タイトルとリードだけ直してください。矛盾があっても別にもういいです」という返答。それってさ、あのさ、また直しが改めて来るってことじゃないよね?もう頬が引き攣る引き攣る(笑)。今度同じことが起きたらぷちっと行ってしまいそうよ。
アルカイックスマイルは遠い。っていうか無理(涙)。