新 お気楽日記

日常を徒然なるままに。

これもお仕事

先日仕事である人の講演(のようなもの)を聞く機会がありまして、休日の夜だというのに子供を放り出して行ってきました。仕事とは言え、義理で出席しておかなければいけないという程度のもので、講演内容を書き起こすとか記事にするという目的がないので、興味は専ら話そのものと、その先生の「人となり」に集中する。
2時間の講演の内容、その話の組み立て方、口調、ハプニングに対する対応、何もかもがあまりにも面白くて、正直現場でどれだけ笑いを堪えたか。ええ、堪えなくてはならない種類の笑いでした。
余裕がなさすぎるんだって!人の前に立って、仮にも製品のプロモーションを行おうという人物がそんなに攻撃的で良いのか?学術発表でもなければ、ディスカッションの場でもないのに、なぜただの客をそこまで攻撃する?自分の論理や製品を売るために、他を貶すなんて笑止。笑いをとろうと思うならマーフィー岡田さんをもっとよ〜く見て研究したらいいと思いますよ〜(笑)。アンタのは話術でもなんでもない。ただの悪口と言うんですよ。
人生の折り返し地点をとうに過ぎたであろうオジサンがそんなことでは辛すぎる。
解説員がいるのに、その人が核心に触れそうになると話を切る。理由=その内容が自分に不利だから。腰ぎんちゃくを数名従えて、それで先生気取りは泣けてくる。最後のほうは見ていてあまりに痛々しくて、直視できなかったですよ〜。
それでも彼には「信者」と呼ばれるような妄信的な人々もくっついている。マニアックな世界で生きるというのはこういうことなんだろうか?いや、でももっと懐が深かったり、思慮深かったり、相手の話を聞こうとしたりするマニアックな人はいっぱいいる。そういう人からは得るものが本当にいっぱいあって、面白いんだけどな。所詮は人間性の問題か。
マニアックな世界に住みながら見識を広く持つというのは難しいことなんだろうか?少なくともオジサン!周囲を貶めるだけではソレは売れないと思うよ。少なくとも私はいらん。自分の自尊心を守ることよりもまず、心を開くことからはじめてみてはいかがだろうか?