新 お気楽日記

日常を徒然なるままに。

本当にお仕事の彼是

え〜相変わらずわけのわからん用語に悩まされている状態です。でもこれを乗り越えたらオーディオに随分と詳しくなれそうな予感。いや予感だけですよ。
いろんな仕事をしてきました。得意なものもそうでないものも。
そうでないものはもう笑っちゃうようなのもありました。いえ、仕事として笑っちゃうんじゃないんですよ。どれもこれも至極真面目なものばかり。でも何故私が?みたいな。
例えば突然NPO団体のシンポジウムで干潟の動物は〜なんていうのをレポートしてみたり(あれ、どこぞのカッコいい漁師さんみたいじゃないか!)。途中から完全に参加者の一人状態になってしまい、何故か見解など述べてました(笑)。なんでそうなったのかは記憶の彼方。
映画の撮影現場の取材のつもりで行ったら、なぜか一日中エキストラとして歩かされていたり。それはそもそもそういうモノだったらしいのだけれど、事前連絡が甘くて知らされていなかった!でもトヨエツはかっこ良かったな〜とか(笑)。
選挙用に議員さんのキャッチフレーズ考えたりとか。これこそ本当に私でいいんすか?みたいな。え?私がそんなスローガンを掲げてしまって、世の中その通りになるの?なんて。無事当選してくださってよかったですけど。世の中はもちろん変わってません(笑)。
インタビューでもいろいろあります。
ある日突然(予備知識もなしに)引っ張っていかれて、面と向かったサッチー紛いのギラギラしたおばちゃんに「あたくしの著書読んでくださって?」なんて言われたり。いや、ついさっき依頼されてあなたの名前しか知りませんみたいな状態とか(もちろんそんなこと言えるはずもなく)。「買えばすべてが乗っているから」と無理やりその場で購入させられるという強引さ。誰とは言いませんけど、とあるボランティア団体のドンだったんですけど。あんたそれ本当に善意でやってんのかよ!なんて心で怒って顔で笑ったり。後から聞いたら、そのおばちゃんが「今すぐくればインタビューに応じてもよくってよ」と言ったとか言わないとか(どっちなの?)。
将棋の棋士の方もちょっとびびりましたね。その時は事前にわかっていたのでガツガツ勉強していきましたけども。1時間以上遅れて、にこにこしながら「こんにちは」。いえ、そんなことは日常茶飯事だけれども。どーも浮世離れした方でさっぱり話が通じない。何故か隣に奥さんも同席しているんだけど、二人でニコニコしているだけ。いえ、本当にいい人だったんですけど。
水泳のメダリストさんも妙に世間とずれてらっしゃいました。目の前にいるのに、心ここにあらずな感じで「おーい!聞いてますか〜?」と何度言おうと思ったか。何故か横にいた広報のツンケンしたおばちゃんがかわりに答えるという奇妙な図式。あなたのインタビューに記事を変えましょうか?ぐらいの勢いで。

数え上げたらキリがないですね。その時って「なんで私が〜」とか「馬鹿やろ〜」とか「阿呆くせ〜」とかいろいろ思うのに、なんで時間が経ってこうやって書いてみると皆瑣末なことに思えるんだろう(笑)。ぜんぜん普通のことに思えるというのが不思議だな。
きっと今書いている専門用語満載の原稿も、後になれば「別にどうってことも・・・」ってことになるんだろうな。
ふう。もうひと頑張りでござるよ。