新 お気楽日記

日常を徒然なるままに。

火星のわが家

昨晩BS2でやっていた「火星のわが家」を観ました。堺さんはもとより、鈴木重子さんが気になって、前から見たいな〜とは思っていたのですが、これ買おうとするとVHSしか手に入らないのですよね〜。で、躊躇していたところにBSでの放送。ありがたや〜。
鈴木さんの歌がもっと散りばめられているのかしら?と思いきや、鼻歌程度なのですね。そこがまたミソ(←死語?)。彼女の独特な雰囲気が物凄い存在感で、想像以上の印象度でした。お父さんの病気に関するエピソードもさることながら、火星分譲の話から自叙伝出版まで。考えさせられる部分が多いお話で。出版に関する話が出てくるとどうしてもいろいろ考えてしまうのですけどね。ある意味リアルですね。しんとした中にいろいろ詰まってる映画でした。重くなりがちな話がヘヴィーに鳴りすぎないのは彼女の持つ雰囲気のお陰でしょうね。
ああそうそう、肝心の堺さんですが(笑)。若いですねえ。99年だからほんの6年前なのに、彼は少年のようですよ。顔もつるんとしていて、突き飛ばしたらボキっとなりそうな細さだし。素敵ですよ〜もう。でもやっぱり今の方が数倍イイ男、イイ役者になってる気がします。エッチを匂わすシーンはあるのに全然エッチじゃないのは良いのか悪いのかわからんけど。ちわきまゆみさんの醸し出す空気がエッチなだけに(誘われちゃうシーンね)、男堺もっと色気放出してくれ〜という気もしましたが、これは単なる個人的な欲望(?)。役柄的に色気は要らないんだよね、きっと。
観ていて感情移入はなぜかお姉ちゃんの久仁子(ちわきさん)。ああっ。私はやっぱりお姉ちゃん。リアル過ぎて苦しかったっす。我が家の10年後とかを想像してしまった・・・。ほら、久仁子って私のHNに似てるでしょ〜?なんて話はさておき、堺さんどうこうというより、作品として私は好きでした。多分そのうち別館に感想アップすることでしょう。