新 お気楽日記

日常を徒然なるままに。

大人の付き合い

攻撃的な人を見ると「ああ〜きっと不安なんだろうな〜」と思う。子供を通じてそのお母さんたちとのお付き合いがあると、つくづくそういうことが多くて。公園デビューだの幼稚園のママ派閥だのというのとは、意識的に無縁にしていたので、ときどきそういうのを目の当たりにするとハッとします。
元来、人とつるむのが大嫌い。子供の頃から私設グループみたいなものには極力属さないようにしていた傾向があって。そういうのを不可解に思う人もいるようだけれど、どこにも属さない人というのは逆に言えば誰にでも門戸を開いている人でもあるのです(これ持論)。でも来るなら個人で来てね!っていうスタンス。特に大人は一対一での関係が大切だと思います。親友の親友が私の親友になれるかっつったら、そりゃあ無理な話で。もちろん大切な友達もいるし、時々複数人で集まることはあるけれど、それは長い時間をかけてできた関係であり、他人様には知られることもないようなお付き合い。なので人様にご迷惑や不快感を与えることもなかろうと思いますが。
大体つるみ始めるとろくなことがない。「つるむ=相容れない人の排除」という図式がどうしても私の中にはあるんです。ちょっと穿った見方かな。特にママたちの関係というのは面白いもので、子供中心であるはずなのにいつのまにか自分たちの関係を築きあげることに必死になっている人のなんと多いことか。鈍感な私は気付くのに結構時間が掛かってしまったのだけど、幼稚園の役員だの子供会の役員だのが大方そういう人たちによって仕切られているのもまた事実で。そこはまるで自分たちの仲間を増やすためだけの場。そして不思議なことにそういう人の輪の中には、なぜか上下関係が発生している。きーきーヒステリックになりながら幼稚園に文句を言ってる人はなぜか上に立とうとする。なぜか態度が偉そう。そしてそれに貼りついている人たち。ボスの顔色窺ったりして、楽しいのかな〜あれで・・・と不思議で仕方がないのだけど、きっとお互い貼りつき貼りつかれることで安心しているのでしょうね。お互いに支えあっているのだなあと思う今日この頃ですが、違う意見の人をまるで親の敵みたいに睨むのは筋違いというものよ。
しかもそれを幼稚園の役員だとか子供会だとかに持ち込むのはいけません。皆の代表として頑張っているつもりなのでしょうが、明らかに世界が閉ざされちゃってます。そういう空気を嫌って、関わらないように遠巻きにしている人も多いのですよ。しかも自治会にまでそれを持ち込んじまった人。そりゃあ自殺行為だよ。こんな町でもそれなりに歴史ってもんがあって、何十年にも渡って無償で骨を折ってくれる人、毎年ご祝儀を弾んでくれる人、先代から祭りといえばこの人って、暗黙の地域の繋がりみたいなものがあるんです。それが良いとは言いませんけど。親子ほど歳の離れた地元のおじいちゃんに向かって「誰が勝手にこんなことしたの?」と、頭ごなしに山車の飾りに文句をつけちゃいけません。あなたその縄縛れます?ま、そこまで言い切れるのはある意味天晴れですけど。まるで自分たちがすべてを動かせるような感覚になってしまっているのはいただけない。弱い犬ほど良く吼えるって言うでしょ?なんて言ったら犬に失礼か?今度言うときはつるまないで、一人でいらっしゃいまし。
大人の付き合いをしましょうよ。ねえ。