新 お気楽日記

日常を徒然なるままに。

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座礁していた話が何とかまとまったので、第一話をアップしました。オリジナルの方の「風雲(かざぐも)は暁とともに」です。ストーリー的には「夕暮れを待たず」の続きになるもので、江戸を発って単身上洛した山口一のお話。時期が時期だけに、新選組の面々はほとんど出てきませんが、それだけに一さんばっかりです。実は「夕暮れ〜」を書いた時点で、京に着いた後の話を書くつもりは満々で、曖昧ながら話の筋もできていたんですが。実にあれから半年以上経ってますね。時間かかり過ぎてます。ちょっと反省。
毎度のことながら、今回も謎だらけな斎藤一のあれやこれを勝手に推測してこじつけてます。詳しいことは多分完結した後にあとがきに書くと思いますが、出発点は「逃げる先が何で京なのさ?」という部分。恐らく荒れまくっていたであろう京洛にわざわざ息子を放り込む父親の心理。その辺の「?」が出発点になっております。
全6話の予定。今回も長いですが、お付き合い頂けたら嬉しいです。因みに斎藤(山口)一を呼ぶ時に「はじめ」と呼ぶ人があまりいないので(既出では為三郎くらいですかね〜)、今回は出してみました。「はじめ」って何だか良い響きです。