新 お気楽日記

日常を徒然なるままに。

これでもギリギリ

「きみの〜」シリーズの話を更新し始めてから、拍手をいろいろ頂いて、嬉しいやら恥ずかしいやら。ありがとうございます。
これは個人的にギリギリ。いっぱいいっぱいです。何がギリギリかって、もう空想のギリギリライン。自分で書いといてなんですが「こんなのありかよ」と思う箇所多いんです。それをギリギリのところで折り合いつけているんですけどね。
Web小説とか回って読んでいるとどうしても二次創作や、やおいものに目が行きますね。大量にあるし。くれぐれも先に言っておきますけど、やおいは嫌いじゃないです。話によりけりですけど。やっぱり面白いものは面白いし、男同士のエッチは悪くないっす。ただね、そこに至るまでのプロセスというか、設定やストーリーの展開がぞんざいに扱われているとそれだけで気持ちが萎えちゃいます。いわゆるアダルトビデオをなんで見る気が起きないかっつーと、意味なくエッチしてるからなわけで。他人のエッチシーンをそこだけ見せられてもかえってシラケるじゃないですか。最初っから裸だったりしちゃって。あれはいかん。本当に萎える。そうなる理由が欲しいです。その辺がきっちり書かれていたら、逆にエッチシーンの描写はなくてもいい。なくてもちゃんとエッチな気分になれるし、やってることは想像つくから(笑)。いや、そこで更に凄い描写があったら本当に凄いけど。で、自分が書くとなったらどーなのよ・・・って考えたらやっぱり男が男に惹かれる感じは、感覚ではなんとなくわかるし、魅力的なんだけど、書けるほどではなかったりするわけで。拙いながらも書けるのはやっぱり男女の惹かれ方みたいなものだったり。それは打算とか流され方とか、意地の張り方とかも含めて。
ま、それはさておき。話を戻しましょう。
そんなわけで完全架空の突飛なキャラクターを史実の人に絡めるだけでも、その説得力に四苦八苦しているわけです。油断するとアホくさいことになっちゃいそうで、でもある程度メーター振り切らないと面白くもなんともないわけで。なんてことを考え出したら書いていて楽しいんだけど悩みますね。そのギリギリラインの見極めが難しい。そういう意味で、少女マンガ家さんには凄い人が多いと思う。玉石混淆でひどいのも混ざってますけど、それはどこの世界でも同じですよね。そのメーター振り切った世界にどんだけ人を引き摺りこめるか?が勝負ですもん。そういう意味では17話までを読み返して、反省点多し。いわゆる温い部分もあるし、そりゃあ興ざめだわの部分もあるし。精進いたします。