新 お気楽日記

日常を徒然なるままに。

締め切り

前にも書いたような気がするけど、基本的に私は締め切りは守る。きっちりと。でもそれは締め切りがある場合の話で。
今日も校正紙がファックスで送られて来たのだけど、そこには「校正よろしくお願いします」としか書いていない。期日がない。いいのか?それで。そもそも「校正はいついただけますか?」と以前聞いたところ5月6日か7日と言われていたもの。ゴールデンウィークに出歩く予定があったので、その時だったらまずいなと思って私から確認したことだけど。それが、やっと来たのが10日。しかも期日なし、ってことは戻すのはいつでもいいってこと?いちいち電話入れろとか言いません。私もそれなりに合理的に動きたいと思うし、そんな細かいところで「礼儀知らず」とか突っつく気もないし。お互いに気心知れた仲なら、締め切りにおおよその目安がついたり、電話がなくても信頼関係で成り立っている部分があるので安心ですが、初めてお仕事する場合はちょっと困ります。事務所に行くといつもきちんと挨拶してくれるし、面識がないわけじゃないので、その辺ゆるくなってしまうのかもしれないけど。でもこんなことやっていて締め切りに間に合わなかったり、内容に間違いがあったりしたらどうするつもり?というのが私の心配事(勝手な老婆心)。署名原稿でない限り、間違いがあった場合の責任は担当さんです。間違いなくそうなる。クライアントに対しても、印刷所に対しても、文面に登場する施設等に対しても。そーいう責任を全部背負うのが編集者の仕事であり、その責任を全部被るのがその上司。ライターの私が言うと責任転嫁みたいだけど、元編集者(時々現編集者)のオバサンが言うのだから、理屈ではなくそういうものだと思ったほうがいい。
よって、人に何かを頼むときははっきりと期日を伝えるべきなのよ。簡単なことですもん。ファックスにはっきりと日にち(場合によっちゃ時間まで)書いておくべきなのです。もちろんそれを本当の締め切りよりもちょっと早めに設定するのは言うまでもありません。別に人を疑っているわけじゃないですけど、皆の好意やサービス精神でやっていける仕事なんてないと思うから。もっとシビアだし、責任も重い。そういう私だってそんな失敗は山ほど犯してきたし、冷や汗流した数は思い出せないほどですけど。だってこの仕事してると、締め切りを守らない人の方が断然多いですから(少なくとも私の周りにはね)。
というわけで締め切り日の知らされていない仕事は後回し(意地悪ですか?)。急いでいるという意思表示をしてくれたものを優先します。
つーか締め切りないってことは、私の校正は無視されてるってことなのか?と最後にちょっと不安な気分が・・・この!小心者!