新 お気楽日記

日常を徒然なるままに。

完結しました

「空は高く」完結しました。最初の1話をアップしたのがほぼ一ヶ月前。全7話と、ちょっと長めのお話になりました。最終話まで読んでくださった皆様ありがとうございます。
長かったです、正直なところ。プロットを考え始めたのは多分今年の初めの頃だったと思います。他のお話と同時進行でプロットを練っていたように記憶してますが、さすがにこちらは難航しましたねえ。人が一人亡くなる話、そう簡単に話の筋は定まらず、何度書き直したか知れません。最後まで書き終わっても、なかなか「これ」と最終稿にならず、アップ直前まで細かいところをいじりました。が、それもこれで終わりです。
ちょっと腑抜けになってます。
あとがきに書き漏らした、私の思い入れ部分としては土方さんの仇役になって欲しくなかったというのと、新選組が好きで好きで仕方がなかった人物にしたかったという二つ。そのためには史実および仮説として一般的に知られているものに障害が多かったですね。個人的に史実や仮説はなるべく取り入れて書きたいので、強引な解釈が必要になった部分も多くて。
岩木升屋の負傷説(左手は右手に訳あって変更です)、土方さんに対する九尾の狐話、辞世の句が見当たらないというのも・・・。そのあたり、謎や疑問も出来る限り取り込んだつもり。
伊東先生が嫌味な役回りなのは、お好きな方には大変申し訳ない。でも伊東先生には伊東先生の思惑があって、どちらが良いでも悪いでもなかったと思ってます。前にも書いたことがありますが、私は好きですね、ああいう人。その辺、裏側からの話も少し書けたらなと思ってます。視点が変われば、事件の見え方も変わるものですし。とは言え先の話ですな。
京都新選組のお話で短いのをアップする予定があります。その後は、もうひとつのシリーズがもう随分と長いこと停滞状態なので、そちらを進めるつもり。乙女ちっくな話なので、こっちは書くのに気が楽です。楽に書けるというのとは違うんですけどね。
困るのは知りたいことがあって調べているといろいろな事柄に目が行ってしまって、別の話を思いついてしまうことですねー。奥が深すぎて、遭難しかかってます(笑)泥沼だった!
何はともあれ、完結おめでとう!(←自分で言ってみた・汗)
読んでくださった皆さんありがとう!今後ともよろしくお願いします。