新 お気楽日記

日常を徒然なるままに。

入学式

上の子の入学式でした。桜もようやく咲いて、シチュエーション的にはこの上ない入学式日和。身体は相変わらず人一倍小さくて、体育館に並ぶと埋もれてしまってどこにいるのかさっぱりわからないのですが、それでもいっちょまえでしたねー。教室で自分の席にしっかり座って先生の話を聞いている姿など「いつのまにこんなに大きくなっちゃったのさ〜」という感じで卒園式とはまた違った感動を覚えました。
幼稚園が学校から一番近くにあるところで、しかも送迎バスもないところだったので、お友達はほぼ全員が同じ小学校へ。良くも悪くもこなれた感じもあり、お母さん同士も毎日の送り迎えで気心知れた仲なので、楽といえば楽。ある意味地域ってこういうもんだと思うのです。超地元感覚で生活していると、誰もが皆顔見知りみたいな感じで、特別親しくなくてもお互いの家の位置とか家族構成とかなんとなくわかるもの。そういうところからそれなりのお付き合いが発生してピンチの時は助け合ったり、公園なんかで子供に遭遇すればお互いにちょっと気に掛け合ったり。そんなさり気ない日常が、事件や事故を防ぐことになるのではないかと。そういうのを鬱陶しく思う人もいるみたいだけど、でも人間一人で生きてるわけじゃないんで、そこに存在するだけでもう関係は発生してると思う。
学校は子供だけが行くところなので、お母さんの顔は日常的には見えない。そういうことも考えると幼稚園時代にたくさんのご近所友達を作ることができたのは良かったかなーと思います。幼稚園が違っていても、公園なんかで会う人たちはそれなりに顔見知りにもなるし。
別に友達探しに公園にいく必要はまったくないし、そんなのはまっぴらごめんだけど。
幼稚園選びを2歳くらいから入念にして、園の方針だとかカリキュラムだとかで選ぶ人も多いみたいですが、私はどーもその感覚はわからない。それも大事かもしれないけど、どっちかというとのびのびと楽しく遊べればそれで良いかな。近所の友達と夏になったらパンツいっちょで水遊び〜みたいなね。それでも一応ひらがなは書けるし、ハーモニカも吹けるし、逆上がりもできるし、縄跳びも百回飛べてるぞ。って、これじゃレベルが低いのか?我が家的には充分ですね〜出来過ぎ!って言うか、よく頑張ったねえって感じ。
因みに我が家は親子二代で同じ幼稚園・同じ小学校・たぶん同じ中学校です。体育館に飾ってあった木彫りのレリーフ、「あれママが卒業のとき作ったんだよ」と言ったときの娘の目。ちょっと幸せでしたねぇ。あれ?よく考えたら私の父も同じ小学校でした。親子三代でした。
とりあえずピカピカの一年生。140名のうちの40名くらいがすでにお友達という、子供にしてみれば物凄く楽しい一日目だったみたいです。