新 お気楽日記

日常を徒然なるままに。

最終回

えええええっ。という終わり方で。不機嫌なジーンの話ですけど。なるほどなるほど、そう持っていきたかったわけですか。ふむふむ。もう終わってしまったドラマに終わりかた云々は別として、そういうふうに持って行くならやはり前半から勝田くんには絡んでいただきたかったですよねえ。ちゃんと恋愛として。
それがオダギリ氏のスケジュールの都合でってのが公然と言われてしまっている以上、私の立場では(どんな立場だっつーの)文句言えないですけど。
途中から、南原教授へのあてつけなのか、本当に好きになっているのか、みたいな出方だったし。そのどっちもが違うような感じにしか捉えられなかった私。あてつけならあてつけでもっと激しく(?)嫌な奴になって欲しかったし、好きになるならなるでもっと彼女に惹かれてしまうエピソードが必要でしょ。と思うけどね。
しかし、あーんもう、最後まで素敵でしたわ。なになにその口説き方。そんなふうに口説かれちゃったら飛び込んでもいいですよねえ。いや、死にたくはないけど。あなたを選ぶわ!
でもあの結論はどうなの。そりゃ女性にとっては永遠にテーマよね。多分。私自身結婚したとき思いましたよ、確かに。結婚する前に気づかなかったのが大変なミスでしたが。
お金も時間も小奇麗なマンションもあって、そう!自由すぎるのです。耐えられませんでしたね。まじで今までの人生の中で一番最悪な時間=新婚時代。夫よごめん。でも本当にやばかったよ。あのままいってたら多分どっかおかしくなってたと思うもん。で、不思議なことに、おかしくなりかけると自分ではどうやって軌道修正したら良いのか、さっぱりわからなくなるんですね。
そういう意味で、今の私はかなりバランスの取れた生活を送ることができているのではないかと思うよ。ジンコは二者択一になってましたが、私の場合結婚した後に気づいたので、仕事も家の事も子供の事も全部宙ぶらりんに抱え込んでおります。でもまあ、凡人はそんなもんかとも思いますが。結婚して暇を持て余していた時、独身の友人に言われました。「暇なら習い事でもすればいいじゃない」と。違うんです、激しく違うんです。そういう時って何かを習いたいなんて思わないんですよ。生産性がないことに対して何の興味も湧かない。買い物に行っても物欲が湧かない。恐ろしいことに。
人に与えられる自由は苦痛です。結局その人のための自由でしかないですもん。多分私はとってもワガママな性格なので、そういう意味では人のために生きることなどできないんです。
でも何でああいう選択になった時って、女の側が生活を変えることになるのでしょう。男は結婚するので会社辞めますとか、転職しますとか、妻のところへ引っ越しますという発想が最初からないよね。最終的に女性が譲歩して男性に合わせるとしても、一応選択肢の中に男が生活を女に合わすっていうのもあってもいいんじゃないの?とこの頃思う。中にはそういう方もいらっしゃるのでしょうけどね。
南原教授が仕事辞めて、ジンコに尽くしても良かったんだよ。そういう選択肢も世の中にはないわけじゃないっしょ。ま、こんなこと言うと会社がどーのこーのとか、女は出産がどーのこーのとかいろいろな議論になるのでしょうが。それはさておき、ジーンでこんなに真面目な(?)感想が書ける日が来るとは思ってませんでしたよ。