新 お気楽日記

日常を徒然なるままに。

特技は?

と聞かれると、いつも答え難くて困るのです。趣味はまあそれなりに答えられるのだけど、特技と言われると人より秀でた技なんてないしなーと答えに窮してしまう。のが!
ふと思ったのです。特技は即断即決(笑)。
人と比べ難いのでこれは普通だろうと思っていた。独身の頃勤めていても、周りが遅いのはその人個人が遅いのだと思っていた。でもどうやらそうじゃないらしいぞ、周りが遅いのではなくて自分が早いのではないか?と気づいたのは結構最近(←それが遅いんだって)
身近なとこから考えれば買い物やメニュー選びで悩んで「ん〜どっちにしよう〜」ということはまずない。気に入れば買う、気に入らなければ買わない。判断にかかる時間は1分以内。試着がある場合はその時間が加算されるだけ。それは大きな買い物でも同じ。家電でも、車でも。だいたい大きいものを買うときは漠然と店に行くことはまずないから、普段の生活の中で欲しいものって決まってきちゃうし。買おうと思ったときはもう機種まで決まってる状態。
最近自分でも「早い」と自覚したのは隣の家を買うことにしたこと。今住んでいる家を買うときもチラシをみた瞬間すぐ不動産屋に電話して、実物見て30分で決めたけど、今回は更に早かった!我が家の敷地が若干狭いのがずーっと気になっていたので、隣が売りに出されたというのをチラシで見た瞬間(本当に瞬間3秒)買うわ!と。もちろんデカイ買い物なのでお金のこととかいろいろあるけど。でも「買うべし!」。何しろ隣ですから。すぐ決めないと他の人に買われてしまったらもう後悔しても後悔しきれない!とは言え再びローン生活へ突入。
いつから即断即決になったのか?
勤めていた頃も、キャッチコピーとかタイトルとか考えるのは早かった。「悩まないねえ」と先輩に嫌味半分に言われても「悩みません」と言い切ってしまっていたけど。何で悩むのかわからなかったのよ。あの頃は。夫と式場選びをした時も、ドレスを選ぶ時も即断即決。「早いねえ。もうちょっと他のも見てみたら?」と夫に言われて「ここが(これが)いい」と。子供の幼稚園選びもそう。
つまりは比較の問題じゃないってことなんでしょうねえ。二つを見比べて決めることはしない。その一つが自分にとってOKかどうかだけなんだよね、多分。最近じゃ夫も慣れてくれたみたいで、我が家はなんでもそのシステムに。
本当は見比べちゃうとどちらがいいのか良くわからなくなってしまって、結局どちらにも決められなかったりするから…ってだけだったりもするんだけど(笑)。でも日々の生活、日頃からそういう価値観とかを心の中で考えておくのは必要だと思うんですけど。
でも、この年齢になると「特技は?」なんて聞かれることもなくなってしまうものなんですね(涙)。