新 お気楽日記

日常を徒然なるままに。

親バカ大賞

2歳半の下の子が早めに寝た。このまま朝まで寝てくれることを祈りつつ、ダイニングテーブルでノートPCに向かって小説を書き進めていると、上の子がお絵かき帳と鉛筆を持って隣に座った。
徐にお絵かき帳には「うさぎちゃんとくまくん」とタイトルをつけ絵を描き始める。覗き込んでみると、絵の隣には「あるところに、うさぎちゃんとくまくんが…」どうやら絵本を作っているらしい。ちゃんと台詞もあって「おかあさーん、動物園に連れて行ってえ」だと。むむむ。なるほど。6歳児にしてはなかなか上手い。1ページ書き終わるごとに「最初から読んでみよう」と音読。「あれ、『はい』の台詞が多いなあ〜」むむ!台詞のバランスまで考えているのか。「うさぎちゃんのテーブルはハート型」おお、ディティールにも拘っている。
何でも1冊のお絵かき帳をまるごと本にするつもりらしい。
「ママみたいでしょう?」「え?」一瞬何を言われているのかわからなかったけど、私が校正紙などをおっぴろげて、あっちこっち原稿を手直ししたりして赤入れしている姿のことを言っているらしい。「本作ってるの。ママみたいでしょ」うんうん。嬉しいじゃないか。
いっつも忙しくして、目の前にいてもほったらかしのことも多いのに、背中を見てくれているじゃないか(←都合のよい解釈しつつ感涙)。
将来が楽しみじゃ。いつの日か母を超えてくれ。そして印税生活で、母を養っておくれ〜。