新 お気楽日記

日常を徒然なるままに。

マスコミのはしくれとして

昨日のJリーグ開幕戦、テレビ的にとっても気の利いた対戦カードマリノスvsジュビロ。その敗戦の痛手から未だ立ち直れず。あーこの試合はもう一生忘れない試合の中のひとつになりそうよ。
だけど何より痛いのは今日の新聞各紙。「神の手」はいかん。それは言ってはいけないと思う。敵ながら福西が気の毒でならない。
これはサッカーだから、こういうこともあり得る。それによる敗戦も甘んじて受け入れる。だいたい、あの時間帯であそこまで攻め込まれていること自体が反省材料だし。でもさ、あのハンドを「神の手」と表現するのはいかがだろうか?
それはマラドーナだから口にして良い単語なわけで、しかもある程度の年月が流れたからこそ口にすることが許される表現だと思うのです。
別にハンドは神の手でもなんでもないのだよ。もしもそれに注目するのならば、あれをファウルにとらなかった審判のジャッジについて語るべきで、福西じゃないっしょ。声を大にして言っちゃうけど、私はマリノスサポだし、だからこそ開幕の敗戦は痛い。
でもマスコミがこんなじゃジュビロも辛い。福西は好きな選手だし、地元ジェフから移籍した村井や茶野の頑張りも応援したいし。何より山本監督の采配にも注目したいし!
だからさ、ただハンドだったというだけで、それを「神の手」とか言うのはやめようよーと。
なんとなくマスコミの下劣さに気分が悪くなった朝。