新 お気楽日記

日常を徒然なるままに。

母の日

今頃になると毎年母の日のプレゼントで悩みます。
実母の方はいいんですよねえ、欲しいものも聞かなくてもわかるくらいだし、何をあげたらびっくりしてくれるかもわかる。それなりの年ではあるけれども、新しいものにどん欲なタイプなので、ここ数年はプリザーブドフラワーのアレンジなどをよく贈っておりました。

    

今年のアレンジはまたどれもこれも食べてしまいたいほど美しいですねえ。
お値段はそれなりに張りますが、いつもここ日比谷花壇のを送っておりました。これがまた本当によく持つんです。一番古いのはもう5年くらいになりますが、まったく問題なしの美しさ。
しかしですね…持つだけに3年くらい連続すると「もういらん」ということになるのですねえ(笑)。ええ、しょうがないんで、去年は生花にして有田焼のカップなんかを父とペアでつけました。今年は更にしょうがないので、ディナーお食事招待券なんかつけてみました。たまにはデートでもしてもらって、機嫌良くしていただきたいものです(笑)。


ですがこれが義母となると途端に選べなくなるのは何故なんだろう?
決して仲が悪いわけでもないのですが、仲が良いわけでもないので、未だに好みがよくわかりません。本人に聞けば「悪いから何もいらないよ。気持ちだけで」と言うので、リサーチできませんしねえ。夫は自分の親なのに、私以上に何もわかっていないようだし。
田舎の人だし、一人暮らしなので、とにかく「勿体ない」が先だってしまうんですね。過去にはあげた日傘を大事にしまいこんで一度も使っておらず、数年後にようやく出してきたり。湯のみをあげたら喜んで目の前で一度は使ってくれたのですが、その場で洗ってまた紙に包んで箱にしまっちゃったり。パジャマをあげたときも「これはよそいき」と言って一度も着ることがなく、我が家へ泊りがけできたときに初めて袖をとおしていたり。そのまま置いていってしまったので、着るのは1年に1〜2回くらいでした。
とにかく!モノはいかん!というわけで、鉢花を送った時期もありましたが、一度送るとしっかりそのまま育て続けしまうので(←育てないといけないと思いこんでいる)、毎年同じものを増殖させることになり、2年くらいでこちらが申し訳なくなりギブアップ。切り花&お菓子などの組み合わせに切り替えたのですが、お菓子などでさえ「勿体ない」と言って、自分では食べず親戚の家に行く時などの手土産に流用するタイプ(笑)。
違う!違うの!お義母さんに喜んでもらいたいの!ちょっと高級なお菓子なんかもたまには食べてみてほしいの!!のんびりとお茶の時間を楽しんでほしいの!と言っても通じませんっ。逆に高級なお菓子というものの認識がないので、そこらへんの安物と一緒くたにされてる節もあったりして(笑)。
というわけで、今年初めて…。
その…例のプリザーブドフラワーにしてみようかと思案中なのです。
お義母さん!枯れないお花だよ!これならずっと飾っておけるよ!勿体なくないよ!と、思うのですが。造花との違いがわからなさそうで不安(汗)。間違ってお水あげちゃわないか不安。お値段はいつも以上なのに、ボリュームが減ったせいで「グレードダウン」と思われてしまわないか不安。
母の日がくることそのものに夫が気づいていないのが不満。
毎年ひたすら悩むばかりの自分が不憫(笑)。


きっと全国にこういうお嫁さんはいっぱいいるに違いない…と思って、今年も頑張る(笑)。