新 お気楽日記

日常を徒然なるままに。

今更ホワイトデー

ちょっと前の話になりますが。ホワイトデーに夫がチョコレートを買ってきてくれました。
手作りチョコをあげた娘たちには高級トリュフ2個入りをそれぞれに。何にもあげてない私と私の母には同じお店のチョコレートクッキー大箱。箱のサイズからして子どもの貰ったものの3倍以上あるので、貰った瞬間「え?」と思った私ですが、子どもたちが素直に「わあ〜い!ありがとう!!」と喜んでいるので、とりあえず何も言わずに受け取りました。


後日、子どもたちの本音を聞いたところ「実はママの箱は大きくて羨ましかった」とのこと。やはりっ(汗)。中身の高級度がどれくらいなのかはわかりませんが、子どもは箱の小ささと中身の少なさにちょっとガッカリしていたのです。もちろん私の貰ったクッキーなんてもんは、ば〜っと開けて皆でいただきましたが、子どもの心は自分がもらった分に対してのものなので、やはり複雑。
「大きな箱の方がいいな〜とか、パパに言ってもいいんだよ」と言っても、娘たちはなかなか遠慮して言えない。「パパに悪いから」と、奥ゆかしいと言えば聞こえはいいけど(笑)、父親になかなか言いたいことが言えないのです。


そしてまた後日。
その時もらったトリュフを、次女がいつまでたっても食べない。理由を聞いたところ「こういうチョコレート、あまり好きじゃないから」とのこと。確かに次女は甘いものがちょっと苦手。オヤツはビーフジャーキーやさきいか、柿ピーという酒飲みのような子(笑)。ケーキのチョイスはいつもチーズケーキ。それなのにOLさんが喜ぶような高級トリュフですもん。お口にどうしても合わないみたい(笑)。「ならお姉ちゃんにあげちゃいなよ」と私が言うと「うん」と。長女は長女で三度のご飯より甘いものが好き。「いいのお〜〜〜?」と言いつつ大喜び。
するとすかさず次女が「ママ、このことパパに言わないで!」と。理由を聞いたら「パパに悪いから」と。娘の好みもわからず、かと言って私に相談もせず、結果的に的外れなプレゼントをしてしまったパパの気持ちを慮る小学一年生(当時)。「私が食べたことにしておいて」と、懇願。
母は涙が止まりませんでしたよ…マジで(涙)。


思いやりがあるのはいいんですけど、当のパパがそれにまったく気づいていないのは考えもの…。子育て(&夫育て)って難しい…。