新 お気楽日記

日常を徒然なるままに。

私に似て鈍感らしい

「感じないというのは、とても大切なことだと思います」




クラスで何人かのグループを作らなければいけないとき、仲良し同士で固まってどうしても人数どおりにならず揉めて、最終的に「Yちゃん(長女)、あっちのグループに行きなよ」と、お友達に言われ、長女は「うんわかった」と移動したそうで。本人何にも言わないから私は知らなかったけど(笑)。それを見ていたお友達が「あの言い方はひどいよ…かわいそうだ」とお母さんに報告したそうで。「ねえ、Yちゃん大丈夫?クラスで楽しくやれてる?」と、そのお母さんに心配されて、「ああそうだったの?」と気づく私。「で、あなたはそれで良かったの?」と長女に聞いたところ「うん。別に」とニコニコ。「それはそれで楽しいグループだったから私はいいけど」とのこと。「ならいいか…」と私。


つい数日前。いつものお友達と二人で昼休み校庭に出た次女。たまたま他のクラスの共通のお友達に会ったところ相方に「私、こっちのお友達と2人で遊びたいからKちゃん(次女)は、どっか他に行っててよ」と言われ「うんわかった」と言われたとおり一人でその場を離れ、ふらふらしていたそうで。これは本人の報告で知ったんだけど(笑)。「で、あなたはそれで良かったの?」と次女に聞いたところ「うん。別に」とニコニコ。「だって一人でも遊べるから」とのこと。「ならいいか…」と私。でもその話をおばあちゃん(私の母)にしたところ、「ちょっと、なんなのその子。感じ悪いんじゃないの?ひどい話!わがまま過ぎる!」と憤ってしまって、私がビックリ。うーん。なるほど。確かにそういうとき「みんなで遊ぼう」にならないのはあんまりいい感じではないかも。逆の立場だったら私は娘を叱ったかもしれない。


娘たちは嫌な気持ちになったりしてるんだろうか?悲しい気持ちになったりしているんだろうか?そういう気持のわからない子になっていたら、それはそれでちょっと問題。誰かと遊びたいのに遊べないでいる子を撥ね退けるような子になっていたら困る。でも自分が弾かれたからと言って、そんなことに拘ってメソメソしている子にはなって欲しくない。これって矛盾してる?


「ウチの子、何があっても平気で笑ってるんですけど、鈍感なんですかねえ。傷つく気持ちのわからない子なんでしょうかねえ」と、担任の先生にお話したとき、帰ってきたのが冒頭の言葉。


いろんな人が世の中にはいる。だから、自分にとって優しくない言葉も世の中にはいっぱい溢れてる。その他愛もない言葉にひとつひとつ傷ついて、自分のことだけしか考えられなくなって、動くことができなくなっていくのは辛いこと。そういう言葉を上手くかわす強さを持って、でも傷つく弱さを理解できる子になって欲しいのだけど。うーむ難しい。こうやってエピソードだけ抜き出してみると娘たち、いじめられっ子っぽいじゃんかー(笑)。でも本人たちまったく感じてないし(笑)。とりあえずめちゃめちゃハッピーな学校生活らしいし。「学校楽しい〜」と、月曜日を心待ちにしているし(笑)。
ま、いいや。「本人が不幸と思わなければ不幸ではない」もんな。