石榴の蠅
ネタが完全に枯渇することって、定期的にありますねえ。いや、ふだんからロクなこと書いちゃいないんですが、そういうロクでもないことをスラスラ書けるときと、ロクでもないことすらまったく書けないときとがある。どういった加減なんだか…バイオリズムなのかしらー。
というわけで、そんなときにはちょっと誤魔化しネタ。
- 作者: 佐伯泰英
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2008/09/11
- メディア: 文庫
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シリーズも27です。うへー気づかぬ間にすごい長い話になってるんだなあ。正直このところ新刊出るたびに読んではいるんですが、不完全燃焼気味な気がして、いまいちスッキリ楽しめてなかった気がする。おこんさんと結婚してからかなあ〜。美男美女のカップルは応援したいところなんですが、主人公が思いきり幸せだと、なんか面白くない(あまのじゃく読者)。
で、今回のを読んでわかりました。何がしっくりきてなかったのか。おこんさんのキャラが完全に別人になってきているからだ〜(笑)。好きな人と結ばれたっつーのに、この姉さんの覇気のなさ(笑)。武家の女になろうと頑張ってるのはわかるけど、それじゃー持ち味半減だよう。普通の武家の嫁にゃできないことをさらっとやってのける…そんな粋な姉さんでいて欲しいものでござる。そう。女性キャラが元気ないと一緒に元気なくなる私でした。
今回はそんな中、霧子がちょっとキレのいいところ見せてくれてスカっとした♪やっぱりたくましい女はいいな〜(見た目の話じゃなくて)。
ただ読み終わって何日もたっている今日、感想を書こうとすると「んで?何の話だったっけ?」っていう感じ(私の集中力がなさすぎるとも言える)。ああそうだ、西の丸様がお忍びでウナギ食べる話だっけ。
男の人が読んだらきっと楽しいんでしょうねえ。とか言いながら、次が出ればやっぱり読む。シリーズってそういうものですね。