新 お気楽日記

日常を徒然なるままに。

お年頃

長女は4年生。身体も小さく妹が幼稚園児ということもあってか、未だにパパともおじいちゃんとも楽しくお風呂に入り、そのまま部屋の中を素っ裸でうろつき…休みの日にはパパとサイクリング…という日常。
ですがちょっとした変化が。
先日、休日の夜の飲み会に誘われた私が何気なく娘に「行ってもいいよね」と言ったところ「ええ〜」とブーイング。そもそも出かけてよいかどうかを聞いたことが今までなかったので、私にしてみれば驚きの反応。近所で飲むので、せいぜい夕食時から寝るまでの3時間程度のこと。何故行って欲しくないのかと聞いてみると「ママがいないとウチって盛り上がらないんだもん。つまんないし、なんか寂しい」とのこと。
いやー普段からハーソレソレって盛り上げているわけじゃあないんですよ。ただ一緒にテレビ見て歌ったり踊ったりしているだけで。学校のお友達の話なんか聞いて「なんじゃそりゃー」って大笑いしてるだけで。恋愛新党の録画を観ながら「堺さんってかっこいいよねえ〜」とウットリしているだけで。デザートのメロンのカットのサイズに偏りがあると言って取り合いしているだけで。ただそれだけなんですよ…。でもどうやら娘的にはそういうのが楽しいらしく、「パパと三人だと全然盛り上がらない」のだとか。
なるほどねえ。確かにウチの夫は、私に対しても娘に対しても距離感が微妙。心から「うわーい!やっほー!」って盛り上がったところは、もしかすると私も観たことがないかもしれません。では気を使って遠慮したり、つまらなくてうんざりしているのかと言うと、そうでもなくて。所謂天然の無関心。天然の無反応。天然のローテンションだと思われます。結婚して11年。生い立ちなどボチボチ見聞きすると、大体そういう家庭の雰囲気ってわかるもので。私の育った何事も全員一緒に大騒ぎ…という祭り好き一家とは対極のようなお家だったらしい。私などは自分で選んでしまった相手なので(笑)、悔いても文句言ってもしょうがない。そんなのは気にしない方向で勝手にやってるんですが。娘にしてみればそのローテンションや、通り一遍の受け答えがつまらないらしい。
何にしろ夜のひととき、私のいない家は嫌なんだそう。「おばあちゃんがいればいいけど」とは言うものの、おばあちゃん今回不在。無理して行くような飲み会でもないので、外出は控えましたが、なんだか微妙な感覚を持つものなんだな…と、娘の成長を見た気分。
当の夫はまったくそんなことには気付く気配もなく、娘たちと仲良くやってるつもり。私から見れば、娘に対しては努力して感心を持とうとしている様子も見受けられる(笑)。嫌われたくない父親の女々しい姿。てか、頑張らないと感心が持てないって一体どういう人間よ…とも思うんだけどね。でも、10年かかってようやくこの状態に漕ぎ付けたので、限界なんだろうなあ〜と。不器用にも程があるという状態ではあるんですが、きっとこの先こういう小さな溝はどんどん増えていくんだろうなあ。
とりあえず夫よ、娘たちに冷たくされてもめげるな…。自分がつまらん男だったと思って諦めろ(←その方がひどい?)。