2冊ほど
ああネタ切れしてるんだな…と思わないでくださいまし。ちょっと思考能力が衰えていてネタがみつからないだけなんです(それをネタ切れと言うのか?)。
最近ハイペースで読めた本。
- 作者: 宮木あや子
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2007/02/21
- メディア: 単行本
- 購入: 4人 クリック: 102回
- この商品を含むブログ (59件) を見る
- 作者: 宮木あや子
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2008/02
- メディア: 単行本
- クリック: 30回
- この商品を含むブログ (24件) を見る
本って本当に相性があるなあと思うのは、同じ文字数でもあっという間に読めるものと、半年経っても一年経っても読み終わらないものがあるってこと。勿論出来不出来、面白いかどうかというのが大きなウェイトを占めているとは思うんですが、でも面白いのになかなか進まない本っていうのもたまにあるから、やっぱり相性。この2冊は私との相性が凄くよかった。だからといって他の方がどうかはわかりません…何しろ相性ですから。
語りすぎず、端折りすぎず。どことなくありふれ臭もあり、大絶賛するような本ではなかったのにも関わらず、何箇所か抉るようなインパクトを残す物語。
私の好みは花宵道中の方。吉原という設定上、女性たちがそれなりに皆大人なのが良かった気がします。子供であっても大人にならざるを得ない環境下というか。そういうサラリとした粘着感(←日本語変)が、エンターテインメントとして気持ちが良いのでした。