新 お気楽日記

日常を徒然なるままに。

唐長

江戸時代から続く京都の唐紙師さん。御所の襖障子も手がけるのだそうで。
唐長

いただきもののレターセット。枝桜という柄だそうですが、季節限定なんだそうです。リーフレットに「開版不詳」と書いてあります。つまり、それくらい古い版木なんでしょうねえ。って、いろいろ聞いてしまうとそれだけでありがたい気持ちになりますが、これ本当に美しいです。きらきらと光沢があるので、角度によって色が違うし。こんなのでお便りいただけたら嬉しい…と思うんだけど、出す側になると考えると勿体無くて使えないというか。私のヘタクソな文字で書くと価値が半減しそうというか(笑)。シンプルなフレームを探して飾ると素敵かもしれないです。何かディスプレイするときの敷き紙にするとか。障子を部分的にこんなのに張り替えてもいいかも〜。穴あいたらやってみようか(笑)。
箱も同じ文様なのがまた嬉しいなあ。


で、この本を一緒にいただきました。

唐長の「京からかみ」文様 (紫紅社文庫)

唐長の「京からかみ」文様 (紫紅社文庫)

図版がずらーっとカラーで載っているんですが、これを見ると他の柄も欲しくなる。文様によって、武家好みとか、公家好みとか、寺社好み、町屋好み、それから茶方好みなんて書いてあるので傾向もわかって面白い。よーく見てみると、かなりモダンなのもあって、現代家屋にも合いそう。色次第ではかなりポップな感じにもなるかも。恐れ多くも家の襖紙を取り替えたく…(笑)。