新 お気楽日記

日常を徒然なるままに。

祭り寿司

房総の郷土料理に祭り寿司というのがあります。ものすごく太い太巻き寿司です。なんというか、味は二の次見た目重視…どことなく粘土細工にも似た弄り具合…料理というよりも何か職人芸的。
というわけで、はっきり言って食べて「美味しい〜」というもんじゃーありません。きれいにカタチを出すためにぎゅうぎゅうに巻くので、ご飯が固まっててズッシリ。一切れ食べたらお腹いっぱい。箱寿司とかもちょっとそういうところありません?どちらかと言えばお寿司は江戸前の握りだよっ!ヒカリもんが食べたいねえ…と、無理矢理江戸っ子ぶりたい(笑)私はこの祭り寿司にあんまり興味はなかったんですが。というか、房総の料理なのでウチあたりはその圏内に入らず、食べる機会はあっても作る機会はなし…というような感じでこの年齢まで参りました。
しかし、ついに母が作り始めたのです。友人に教えてもらったらしく、今日は我が家の炊飯器まで持ち出して大量のご飯を炊きまくって巻きまくっていたらしい。夕飯はこれでお腹がいっぱい。カレーにしようと思って煮込み始めたところで「食べに来い!」と言うものだから、カレーにでもシチューにでもなれる中途半端な煮込みができております…明日何にしよう?