新 お気楽日記

日常を徒然なるままに。

ありふれた生活

シガーバーでの堺さん。三谷さんの持論では葉巻が似合わない男なんていない(笑)らしく、えなりくんだろうと、二ノ宮金次郎だろうと、葉巻は絵になるらしい…。つまりそれくらい葉巻の威力は強いということですね。葉巻さえあれば誰でも「そんな気分」なれるってことだろうか。ビラビラのついた服を着てもみ上げをつければ誰でもプレスリーになれるような感じか(多分違うな)。あ〜でもワンアイテムで自分のテンションが簡単に変わるっていうのはありますよねえ。化粧をすると目が覚めるみたいな(これも違うか)。

で、そういう三谷さん曰く隣にいた堺さんは。

彼もまた哲学的な表情で煙の中にいた。

そうでしょそうでしょ!哲学的な表情が似合う人なのよね(笑)。何も考えていなくても、何か考えていそうに見えるタイプ♪

しかし彼が格好良かったかと言えば、そうでもなく、つるんとした顔の彼が真剣に葉巻を吸っている姿は、父親のスーツを着て、悦に入っている小学生を髣髴とさせた。

ズバリ貫禄が足りないということですな(笑)。寧ろ私は三谷さんの方が似合っているんじゃないかと思いますよ。割と恰幅良さそうですし。堺さんのようなひょろ〜んとした人には似合わないでしょうねえ。三谷さんは葉巻と言えば日本人では吉田茂だそうですが(その例えもどうなんだろ)、私は岡田真澄さんとか小林明さんとか。
堺さんにはそんな高級そうなもんよりも、もうちびてちびて指先に火がつきそうな、そんな煙草(できればハイライト)をしつこく吸ってるような貧乏作家のような感じが似合うんじゃないかと。いえ、別に堺さんが貧乏臭いとか言っているわけじゃないんですけど。あ、ほら、ハチクロの花本先生の感じですよ…。