新 お気楽日記

日常を徒然なるままに。

音二郎再び

昨日の一件で、ハートブレイクな私ですが、とりあえず今日は予定通り、音二郎リターンズ(笑)。今日は前から二番目のセンターという鼻血もんの位置だったので、とりあえず堺さん観察に集中してみました。すみません、節操ないですねえ。

基本的に2度観たからと言って新たな発見などはなく、感想は前回とかわらないんですが、堺さんの細かな芝居がいちいち楽しくて、束の間笑って過ごしました。今日は母と一緒。前から「一度三谷さんのお芝居を見てみたい」と言っていたので、それなりに親孝行できたかな?という感じ。ああいう人は素直に笑うから一緒にいると楽しいです。母が絶賛していたのは戸田さん&ダブル堺。やっぱりねーそうだよねー(笑)。
ただ母曰く「堺さん(もちろん私が愛している方)は控えめ過ぎる」のだそう。「もっと自分をアピールしなくっちゃ!」って、舞台上でどうアピールしろと言っているのかわかりませんが、彼の半歩下がったような思慮深そうな賢そうな上品そうな物静かな存在感(←痘痕も笑窪)が、母としては「勿体無いわ〜」なんだそう。わかる気はするけどねえ。
「彼はきっとそれを美徳としているのよ(いや天然かもしれないけど)」と、フォローする私に「そうなのよねえ。そこがいいのよね」と、半ばファンのような口調。

笑えるけど何も残らない舞台…という印象だったんですが、帰ってきてから夕刊の三谷さんのエッセイを読んで納得。三谷さん自身が「その場では狂ったように笑えるけど、何も残らない喜劇」を目指していたのだそう。なるほどねえ〜と思いつつ、三谷さん自身「狂ったように笑えるか」という部分にはまだ足りないものを感じているよう。
でもそれもあと2日。狂ったよう…とまではいかないけど、普通にゲラゲラ笑えるもんね。今日の私の気分にはぴったりでした。