新 お気楽日記

日常を徒然なるままに。

時代でしょうか

幼稚園でもプールが始まりました。屋上のプールは小ぢんまりとしていて、銭湯の湯船ぐらいの雰囲気ですが、子供たちはおおはしゃぎです。
そんな幼稚園で、子供たちの着替えを園の外からカメラで写している不審者がいたという話がありまして、カーテンもない教室に(それもどーよって感じですが、何しろボロ幼稚園なので)、急遽目隠しが設置されました。んなもん写してどーすんのよ?と普通の人なら思うところですが、そういう趣味の方もいらっしゃるでしょうから、親としては困ったもんだと頭を抱えるより他ありません。
園では、裸足でパンツ一丁で水撒いて泥んこ遊びをすることもしばしば。子供たちは本当に楽しそうですが、こうなってくると園庭にパンツで出るなんてこともできなくなるかもしれません。


そういえば子供のバレエの発表会も、赤外線だかで服を透かして撮影できる機材を持ち込む輩がいるということで、家族ですらカメラやビデオは持ち込み禁止になっています。なんでもその写真を売りさばくのだそうです。これまたびっくり仰天ですが、実際いるもんはしょうがない。こちらは防御策をとるしかないです。私たちは専門の業者さんが撮影したビデオや写真を高いお金をはたいて買うしかなく、それもまたすごい値段でして。なんだかため息が出てしまいますが、お金で子供の安全を買っているのだと思えばしょうがない。と言うよりも当然のことなのかもしれません。


とは言えなんだか嫌な世の中です。
外から見えないような、囲われた幼稚園になっていくのかしら?そうなると今度は保育の様子が保護者に見えにくくなってしまいそう。買い物のついでにちょっと横を通って、先生や子供たちに手を振るなんてこともできなくなっていくのかも。
安全第一とは言え、おおらかでいられないというのは寂しいことだと、子育てをするようになってから思うことが増えました。