プラン第1弾
前回書いた「プランニングお願いします」料。高いか安いかわかりませんが、調べてみるとこういうやり方をするところはあんまりないみたいですね。これだけでどこのハウスメーカーかわかってしまう人もいるかもしれませんね。
はてさて設計A氏との始めての打ち合わせの数日後、早速プランが届きました。営業I氏が自宅まで届けてくれたのを、いそいそと開く私（夫は会社）。手描きの図面に、きれいな色がつけられており、ところどころには素敵なパースもつけられて。お洒落な小物も書き添えられたりして、パッと見これだけどこかに飾っておきたいような感じ。さあ、最初の感想です。
「なんじゃこりゃ」
だってだってだってさあ（笑）。確かに私たちの言った矛盾だらけのわけのわかんない条件はすべてクリアされているけど。うげっ！と思うところがてんこ盛りよ。ああ伝え方が悪かったに違いない…とか、ああここ苦労したっぽいな…とか、あああれ言い忘れてるわ…とかいろいろ。
初めてここで無理を通すと道理が通らないという当たり前のことを知った私でした。何がいけないって、まず２階リビング…。それそのものは問題ないんですよね、とても日当たりが良さそうだし、広々としている…が！そんなことをすると当然子供部屋なんてものは１階になるわけで。玄関入ってすぐ横子供部屋…みたいな。これって娘が年頃になったときオトコが黙って入り込んでいても親気付かないじゃんかー！！！みたいな（笑）。そんなもん気付かない親が悪いと言えばそうだし、オトコ引っ張りこむ娘が悪いんだし、なんて思うのはプランを見る前の話で（笑）。つまり「こうなります」と色つきのきれいなリアルな絵で見せられると急に「なんかコレやだー！」と思い始めるのでありました（←わがまま）。
その他いろいろ思うことあり。
- 洗面台がちいさいなあ
- 私の仕事部屋が2.6畳ってなんか迫害されてる感じ
- それに比べて夫の書庫が8.7畳って広すぎない？
- 階段のコーナーがきついと私落ちるんです（前回言い忘れ）
- お風呂にでかい窓が欲しい（前回言い忘れ）
- 公園見える窓はあるけど小さくない？てかこれじゃ覗かないと見えないし
主に思ったのがそんなことで、同時に「もしも将来義母と同居することになったとき、キッチンやリビングが２階じゃマズイんじゃないのか？義母の部屋もどこかに確保できるようにしなくちゃいけないし、身体がきかなくなってきたら階段の上がり降りも大変だろう…」という懸念が私の中にむくむくと。だけど「でもとりあえず義母は今のところそんなことは望んでいないし。でも身体でも壊したら必然的にそうなるかもしれないし」と、不確定要素が実はとっても大きなウェイトを占めていることを自覚したのです。
実際絵になってみると、自覚していなかった要望がアレコレ自分の中にあることを知ります。しかも実生活を考えるとそれはかなり優先順位が上だったりします。
そもそもなんでそんな優先順位の低いものを先に口にしてしまったのか？日当たりのいいリビング？だいたい昼間そんなところでくつろいでいることがあるのか？自分？と問うてみれば、仕事に出ているか、もしくは仕事部屋で仕事しているか、せいぜいキッチンで夕飯の仕込みしているか？という昼間の過ごし方。どう考えても年間300日ぐらいは昼間リビングにいないんですよねえ。どうしてこういう重要なことを忘れて理想を言ってしまったんだろうか？と、己のライフスタイルが全然理解できていないことに自分で驚くのです。
こういういろんなことを考え出したら「これは絶対変！」という結論に行き着きました。
すみません設計A氏。ここまでノリだけでやってきた馬鹿夫婦は目が覚めました。次回からもっと現実を見つめて打ち合わせしたいと思います。
と、二人で誓って問題点を書き出し始めたのでありました。
