ヒノキの木屑

先日、契約しているハウスメーカーのイベントがありまして行ってきました。大きな開場に構造体そのものがあったり（家一軒建ってる状態）、システムキッチンだのお風呂だのが各メーカーずらりと並んでいたりと、家を建てなくてもなかなか楽しいイベントでして。我が家としては洗面台を選んだり、玄関ドアをがちゃがちゃ開け閉めしてみたりと実際設備を決めていくのに良い参考になりました。インテリアの見本市みたいのもあって、そこへ行くと担当さん（こちらはインテリア担当の女性Ｓさん）が既に我が家の図面を用意して待っていてくれるという至れり尽くせりな状態（笑）。膨大なソファーやダイニングセットを眺めて気に入ったのがあるとすぐさまパーツを原寸で図面に並べコーディネートし、ついでにイベント価格で見積もりも出してくれるという…。まだ着工前なので勿論購入はしないのですが、「げ！家具ってこんなに高いのか…」と現実をしっかりみつめることができました。ただそれでもイベント価格ということで大分安くはなっているんです。ということはこの際今決めた方が…なんて焦る必要はありませんでした。「夏にまたインテリアのイベントをやりますから、それまで悩んでくださいね」とＡさん。
よかった。そんなに慌てる必要はないのね…。

というわけで、会場には楽しいところもありました。木場の木挽きの実演はかっこよかったですねえ。巨大な丸太を、大鋸で二人でスライスしていくんですがこのノンビリ加減がなんとも…。これ急いで切ってはいけないのだそうですね。大鋸の動きが早いと摩擦熱が出て表面がきれいにならないのだそうで。チェーンソーは早くて効率よく見えますが、結局表面の仕上がりが荒いのできれいに仕上げなおさなくてはいけないのだそうです。ノンビリにはノンビリのわけが…。でもだからこそ本当の大鋸屑って細かくてふわふわしていてキレイなんですねえ。

因みに写真のは大鋸屑ではなく鰹節…ではなく、ヒノキの木屑。これが巨大なプールみたいになっていて、子供たちはおおハシャギでその中に入り、ヒノキ塗れになっていたのでした。ビニール袋をくれるので、その中にこれを詰め放題でいただいてきました。コレすっごいいい匂い！とりあえず器に入れてトイレにおいてみたりして、なんだか家中がいい匂いで、目を瞑れば既に新築したかのような気分（笑）。袋に入れてオフロに入れても気持ちよかったです♪