エンジニアさんの長い一日

入院していた食洗機が戻ってきました。この暮れの忙しいときに壊れるもんだから、メーカーさんもなんだか気の毒。
昨日の電話では「明日の午前中お伺いします」と言うので朝からそわそわしながらキッチンの掃除をしましたよ（笑）。関係ないのにガスコンロまできれいに掃除しちゃったりして。
しかしそこへ電話。「すみません今日ちょっと修理が込み合っていてお届けが遅くなってしまいそうでして」なんとその指定時間夕方の5時〜7時の間。え〜〜〜約束違うじゃんとは思いましたがしょうがない。その時間は間違いなく家にいるので、結果的にはその方が昼間が有効に使えそうだわ…とポジティブシンキング♪急遽午前中のうちに買出しなど済ませ、午後は年賀状の宛名リストをがつがつ作成。仕事の電話もかかってこないし、なんだかいい調子。
そこへ母から「夕飯食べにこない？」コール。うーん行きたいけど食洗が来るしなあ〜と仕方ないので子供だけ行かせることに。私だけなんだかおいてけぼりだわ…としょぼくれているところへ再び電話。「申し訳ありません。今○○区にいるんですが、ちょっとまだ前の修理が終わらなくて」結局８時頃にならないと来られないとのこと。げー８時っすか？と思いはしたけれどそれなら実家にご飯を食べに行けるじゃん♪と再びポジティブシンキング。とりあえず来る前に携帯に電話を入れてもらうことにして、実家でご飯。実家は近いので電話を貰ってから家に戻れば十分間に合うわけです。そして８時過ぎに電話がかかってきます。「今前のが終わりました。今から向かいます」居場所は○○区。ってことはすぐ隣だから遅くても15分か20分くらいね…と帰宅してスタンバイすること１時間。来ない！来ない！来ない！道が込んでいるのだろうか？でも１時間も車走らせたら市の端から端まで行っちゃうよ〜。迷っているのかなあ。なら電話くれればいいのに…あ！さっきの着信に電話すればいいんだー！とかけてみるけれど何度かけても留守番電話。
だんだん心配になってくる。最初は「早く来てよ〜」だったのが、事故にでもあったのか？それとも長時間の過密労働に嫌気がさして逃げたか？電話の受け答えが気に入らなくて後回しにされたとか？空腹でふらふらっとレストランに入ってしまったとか？どうしたんだ？どうしたんだー？大丈夫かー？って結局食洗よりもそのエンジニアさんが心配になってくる。
「遅くなるなら電話くれればいいのに」って私は妻かっ（笑）みたいな状態。
結局「すいません今近くなんですが…場所が」と電話をくれたのが９時半。「こ、公園が見えます」の言葉に家を出てみると３軒隣の家の前にいらっしゃいました。
「随分と遅いじゃないですか」などと文句は言えず（←小心者）「大変ですねえ。すいませんねえ」と何故か二人でペコペコし合う妙な雰囲気。
セッティングしてもらうのも悪い気がしてきちゃって「自分でできるからいいですよ」と置いていってもらいました。だって夜10時近く、子供たちは２階でスヤスヤで、キッチンに見知らぬエンジニアさんと二人きりってちょっとね…。別にその人を警戒しているというわけじゃないんですがさすがに時間も時間で私も部屋着だったし。
昔友達が浄水器取り付けに来たお兄さんに、「奥さんきれいですね」って昼間から押し倒されて本当に怖かったって話してたし。ホント笑い事じゃないし（って考えすぎ？）。エンジニアさん長時間労働でストレス溜まってそうな気がしたし（失礼か？）。あんまり私の好みのタイプじゃなかったし（すいません馬鹿です）。
そんなこんなで今我が家の玄関には食洗が鎮座しております。
ふあ〜明日はこれを取り付けるところから始めなくちゃ。