新 お気楽日記

日常を徒然なるままに。

反面教師なんだけど

年齢を重ねると比較的やってしまいがちなことだとは思うんですが、どーも「決め付け」というのが嫌です。嫌だと言いながら私もついついってのはあると思うんですけれどもね。「あの人は○○なタイプだ」とか「悪いのは○○さん」とか…そういう他人を決め付けるようなのは本当に嫌でたまりません。
推測とか分析とは違うんですよね。いろいろな事象から推測したり分析したりして「こうだろう」と何か仮説を立てるようなのはいいんです。仮説は別に絶対じゃないし、そこに新たな条件が加われば当然違う答えが導き出されるだろうし。
だけど「あの人は○○な環境で暮らしているから○○な性格だ」みたいなのは何をどうひっくり返しても納得できないです。そりゃ傾向ってのはあると思いますよ。大雑把なのは別に気にならないんですけどね。「女はヒステリックだ」とかさ。そうじゃない人もいるのが前提の大雑把さは別に気にならない。だけど個人を指し示して「あの人はこう!」みたいのはどうだろう?
人も常に変わり続けていくと思うし、第一自分のこともよくわからないのに他人のことなんてさっぱりわかんない。あの人はこういう感じの人だけど、でもきっと違う面もあるのよね…とか、見ようによっちゃ違うわね…ぐらいの隙間は作っておかなくちゃいけないなあと、なんとなーくなんとなーく思うのでした。
年をとるのは全然嫌じゃないけど、そういうところだけは気をつけなくちゃなあと、身近なおばさんを見て思うのでした。