新 お気楽日記

日常を徒然なるままに。

昏々と眠る猫

昨夜8時頃、徒歩1分程度の実家から帰宅する途中のこと。我が家の猫はウチと実家を気ままに往復しているのだけれど、その猫が途中の一軒家(現在空き家)の軒の上で私を呼んだ。普段は犬のように足元を一緒に歩いて往復している道のりだけれど、昨日に限って呼ぶ割についてこない。そんな軒に登るなんて今まで見たことなかったのだけど、「まさか降りられないんじゃないでしょうねえ」なんて笑って通り過ぎてしまった。これが深夜1時を過ぎても帰ってこない。「まさか」とは思うけれど「まさか」と思っているので深夜ということもありそのまま私は就寝(薄情者)。きっと夫が帰宅した時にでも戻ってくるだろうと思って放置。いつもそうなので。
しかし朝起きてみると家の中に猫はいない。まあ気ままに外をほっつき歩いているタイプなので心配はしないのだけれど、でも一晩中一度も帰ってこないのは珍しい。こりゃ本当に降りられなかったのかなあと思いつつ、リビングの雨戸を開けると凄い勢いでびゅーんと入ってきた。食いしん坊の癖に朝ごはんも食べずにコタツの中に入って昼過ぎまで爆睡(笑)。子供に蹴飛ばされてもまるで起きる気配なし。午後、一度起きて御飯。その後再びソファーで爆睡。そして現在に至る(既に深夜)。
やはり降りられなくて一晩中緊張したままオロオロしていた模様です。すまんすまん。昨夜呼んだ時に下ろしてあげれば良かったのに。素通りしちゃった!だけどいくら空き家とは言え、夜中にブロック塀よじ登って軒なんかに乗ってたら通報されちゃいそうじゃない?自力で降りてくれてよかったよー。
恐らく近所のオス猫に追い掛け回されて登ってしまったのでしょう。人間にすると50代中ごろの猫なんだけど。これが今年のこのシーズンはもててもてて。毎日毎日庭にオス猫ちゃんがわんさか。私が確認しただけでも6匹ほどが入れ替わり立ち替り誘いにくるのにはビックリ。姉さん隅に置けないねえー。その年でそのもて方はある種羨ましいものがあるぞ。
しかしたかだかあの程度の軒を降りられないとは、鈍いのにも程があると思うのだよ。