新 お気楽日記

日常を徒然なるままに。

祓うべきだろうか?

時々あるんです。数ヶ月に1度くらい。夫が夜中に意味不明の雄叫びをあげるんです。寝言で他の女の名前呼ぶくらいなら笑ってぶん殴っておきますけど(笑)、この雄叫びは本当に怖い。何か良くないものでも憑いているんじゃないかとまじで心配になります。「うおー」とか「ぎゃー」とか、そういう人間的な発音ならまだ夢でも見ているんだろうと思えるんですけど、「ふはぁああぁひぃいいふぉーんぐがぁああ」みたいなとても仮名表記できない悲鳴のようなものを発するのです。
久しぶりに昨夜もそれで叩き起こされました。こっちも寝ぼけているから夢と現実が入り乱れて、なんか自分が何かに襲われるような錯覚に陥り反射的にがばっと飛び起きたら夫が叫んでた。
間にチビが二匹挟まっているので手は届かず、とりあえず名を呼んで起こそうとするのですが、これが起きない。あんまり大きい声を出すとチビたちが起きるぞ・・・という気持ちがあるので凄く遠慮がちにしかし腹立ち紛れに「○○ちゃん!」と叫ぶ(なんかこう書くとアホくさいな。夫を「ちゃん」付けで呼んでいる事実にちょっと焦った・笑)。
しかーしその間も「ふへぇええひぃいうぁふあああんげげっ」という意味不明の絶叫は続く。ついに上の子がむっくり起き上がる。こりゃいかんと大慌てで再び名を呼び、「気持ち悪いよ静かにしてよ!」至極真っ当で救いようのない言葉で叩き起こしました。目を覚ました夫はきょとんとしております。思わず「大丈夫?」と聞く私に「うん。大丈夫」の一言。次の瞬間既に高いびき。娘も周囲が静かになると再びすぐに眠る。
なんかぽつんと一人取り残された私。妙に腹がたって妙に寂しい。まだ心臓がばっくんばっくん言っているんですけど・・・怖くてなかなか眠れないよ。そろそろ夫婦の寝室を分けたほうが良いだろうか?と真剣に思い始めた秋の夜長。