新 お気楽日記

日常を徒然なるままに。

母に異変が

夕飯。近くに住む両親を呼んだ。大体週に1・2度は呼ぶ。で、その食事中の出来事。
割と行儀に五月蝿い母が「あっ」と声を出す。「どーしたの?」と問うといきなり「オダギリになっちゃった」。なんのことやらと思って聞くと視線は足元へ。ダイニングテーブルの下ではスリッパを脱いで片足胡坐になった足が。このところ足に痛みがあるということで、その影響らしいのだけど、だからと言ってオダギリを引き合いに出すのはどうだろうか?
しかし様子がちょっとおかしい。話がそこから見事に先日のトップランナーへと流れる。「あの子おかしいわね〜ちょんまげしてるし」「なんかすごいカッコだったわね」と言いつつ「ああいうのが似合う人はそうそういない」「自分のスタイルがちゃんとあるのよ」と何故か褒めちぎる。今まで「アクが強すぎる」と敬遠気味だった母に、ちょっとお行儀悪く、しかし真摯に語るオダギリは新鮮だったらしい。「ねっ。ああ見えていい子なのよ〜(←えらそうな態度はご容赦くださいませ)」とエサをまいてみると「うんうん。笑うと可愛いわ〜」と、ちょっと乙女ちっくな母が釣れた(←親に向かってこの言い草・笑)。どうやら食わず嫌いだったことが判明。あの笑顔にやられるとはやっぱり親子だ。血は繋がっているのね〜と確信する私。
そして食後、母は「クウガ新春特別編」と「クラ進」と「大河DVDBOXその壱」をごっそり持って帰りました。「五代くんのオダギリが一番好き!」という6歳児のコメントにも真剣に聞き入る様子。ふふふっ。
帰り際ちょっとしたハプニングにも「どーすんのよっ俺!」と他人様が見たら引きそうな応用編も披露。そこまで行ったらあなた完全にファンですよ。60過ぎの母親の背中にほくそ笑む娘であった。まだまだ待機しているDVDはたっぷりあんのよ〜。