新 お気楽日記

日常を徒然なるままに。

メゾン・ド・ヒミコ

完成披露試写が6月に行なわれるということで、夫がまたも偉そうに(←ここが気に食わない)試写状を持ってきた。犬童監督や脚本の渡辺あやさんと共に舞台挨拶にオダギリ氏の名前も入ってます。柴咲さんと田中さんと3人。
「もちろんあなた行くんでしょうね!」と私。「私の分まで穴があくまでオダギリ氏を見てきて、それをレポートにまとめよ!」と指令を出したい私に、「ああ、その日は用事があるから行かない」だと!バカヤローだね。もう。アンタ絶対後悔するって!今オダギリを拝んでおかないでどーすんの?他の仕事キャンセルしてでも行けよっ!バカバカバカバカ!
あんたが子育てしてくれれば、私がとっくに職場復帰するとこだわよ。がるる〜。
ま、もう不甲斐ない夫は見捨てるとして、というか、別に目ん玉入れ替えられるわけじゃないし、私が体感できるわけじゃないのでもうどうでもいいわ。
とりあえず、試写状の写真がとても素敵なのでそれを眺めて・・・。なんと言うのかしら?公式HPとかにもあるあのバルコニーで、藤の洗濯カゴを抱えて、遠くを眺め佇む姿がとてもナイーブな青年という感じがするのですがね。どうなんでしょう。何気にぶら下がっている洗濯物に女性もののふりふりっとした下着とかが混ざっているのが、このお話の深さというか、微妙なところを端的に現していてグー。
それにしてもオダギリのこのさり気ないとてもナイーブな表情に、どんだけの表現が詰まっているのかと思うと、もうすでに胸が詰まる。という単純すぎる私ですが、でもやっぱりこの人の凄さはそこにあると思う。1枚の写真にすら、とんでもない深さを感じるのは、単に私がファンだからというわけではないでしょう・・・。
多分私の好きなタイプの映画だと、勝手に予測しているのだけど。狸御殿もイン・ザ・プールもまだ観ていないのに、今秋が待ちきれない!