新 お気楽日記

日常を徒然なるままに。

死ぬかと思った

というのはさすがに大袈裟ですが、でも本当に辛かった、本日のお仕事。朝6時半に家を出て、向かった先は標高800メートルの山ですよ、山。登山です。なぜこんな仕事を引き受けてしまったのか〜とも思いましたが、どー考えてもそこの会社のライター陣の中では私が一番若い(これでも)。気合で乗り切れるかと思いましたが、やはり肉体というものは気合ではどうにもならない部分があるらしくて。
約20分程度山道を歩いただけで激しい貧血に見舞われ、早くもギブアップ。その時初めて思い出しました。私超貧血人間だったんだわ。朝礼などで倒れるのは幼稚園のときから毎週のお決まり行事。電車なんかで立ちっぱなしで倒れるのも普通ですが、さすがに貧血慣れしているので、寸止め下車。でもこの頃そういう無理をする機会が減っていたので、自然と貧血ともご縁がなくて・・・忘れてた。
急に汗がドッとでたかと思うと一気に引いて寒気がして、頭はぐらぐらするし、目の前真っ暗になるし。途中で自主的に休憩&下山。ぬかるんでいるのでそれもまた一苦労だったりして。で、なんとか山頂で合流すべくケーブルカーのお世話に・・・。こんな急勾配のところにこんなもん作ってくれた人に本当に感謝します。料金が高いのなんて気にならん。
山頂付近で再び軽く1時間弱の山登り。霧が深くてなんも見えやしません。もちろん皆さんにご迷惑をお掛けしてはいかんということで、またまた自主的にケーブルカーにて下山。たったこれだけでも本当に死ぬほど辛かった。足腰の疲れもともかく、心臓バクバク言うし、息が切れて苦しいし、風邪引いて鼻が詰まっていたのもいけませんね。
己を過信しておりました。もう、こういうお仕事は引き受けまいと、心に誓った一日。家に着いたのは夕方6時ごろ。だけどさすがにやろうと思っていたいろいろなことには手が出ない。登山原稿もやらなくちゃけないけど、とても書く気がおきない。連休中に行って来た会津のこともまとめておきたいし、書きかけの小説も進めたい。堺さん出演の山田太一ドラマも観たいし(録画しただけで観てないのです)、読みたい本も。溜まってるDVDも一向に観れてないし。でもさすがに今日はグッタリーネ(←死語だね)。日記だけでも書いておこうと思ってなんとか今に至る。
あ、でも霧深い山頂付近の山道で、なぜか前にも後ろにも誰もいなくて、人の声も聞こえてこないという状態に数分間なったのがとっても印象的でした。幻想的で、ちょっと怖かった。このまま道をどんどん歩いて行ったら知らないところに辿り着いたりして〜なんて一人で考えて怖くなったの・・・です(小心者!)。