my first car

むかーしむかし、私が18歳になってすぐさま免許を取りに教習所へ走った一年後、なけなしのバイト代で買った新古車でした。長い歳月を経て、今でもまだ我が家にあるという、骨董品のような化石のような（笑）。
二人しか乗れない軽自動車。
トランクがないので荷物も乗らず、買い物にすら使えないマニュアル車。
ミッドシップのエンジン音がうるさすぎて、助手席の人と会話もできない。
夏は暑くて幌を開けられない。
冬は寒くて幌を開けられない。
風邪の強い日は苦しくて幌を開けられない。
雨の日は当然…。
という、日本にオープンカーなんて絶対おかしいよなあ〜と思わずにはいられない車。結婚しても隣に夫を乗せて走ってたけど、さすがに妊婦になったら地を這うような車の運転はしんどく。ましてや子供が生まれたらもう家族で乗れないし…という。
現実離れしたこの車。生産中止になってすでに何年経ったでしょうか…ホンダのビート。
何度か処分の対象になったけれども、車好きな父と弟によってなんとか保存されて今に至る…の姿。久々にカバーはずして洗車してあげました。高圧洗浄機かけたら、幌の隙間から水入ったけど（笑）。
良かった…まだマニュアル車の運転の仕方を忘れてなかった（笑）。
エコも大事だけど、遊び心も大事。