新 お気楽日記

日常を徒然なるままに。

ラッシュライフ

こういう映画はとっとと行かないと「結局見そびれた〜」になりがちなので、免許の更新をさておき(まだ行ってないのか)、友人のランチの誘いも断り、仕事も後回しにし、子供を習い事に送っていくのはおじいちゃんに頼み(すまんです)、無理矢理行ってきました。
凄いですねえ。混んでいるという噂は聞いていたけれども、平日の真昼間で6〜7割は席が埋まっているという。自宅付近のシネコンで1人で貸切状態とかもアリアリな私としては、隣に人がいるってだけでなんだか興奮(違)。


感想はと言えば。
「堺さんがステキだった」
という、とっても平凡でわざわざ口にするようなもんでもないような言葉しか…。いやねえ〜思うことはいろいろあるんだけど。これで良かったのか?この映画?というギモンがふつふつと。原作とどこが違うとか、キャラクターがどうだとか、そういう細かいことはどーでも良いとして、原作ってこういうことが言いたかったのかな?というトコロが全部ぼやけてた印象。原作を読んでいる所為?
そもそも伊坂作品っていろいろあって面白い展開の果てに「で?だから何」って思う部分があるわけなんだけど、そこを「だからこうだよな」と読者が考えて補完するところまでが作品のような気がして(て、今思ったんだけど)。そういうところまで見る人に考えさせる力がないと、作品として映画は成り立たない気がしましたねえ。
わざわざ話を4本に分けて、4人の動きをそれぞれに描いて、それらの平行的絡み合いを楽しませるという部分も足りなーい!絶対的に足りないっ!そういうことをするならば相当緻密に作り上げないと楽しめないのかも。何度も見直さないと感想書けないよー!と、思わせるような、そうアフタースクール的緻密さがないと、観る側としては盛り上がれないのかも。

とかなんとかいろいろ思うところもありつつも、堺さんだけは別世界(恋は盲目なの、許してっ)。黒いスリムなスーツが似合うだけでいいから(映画の感想になってない)。あの人になら泥棒に入られたいの(笑)。
というわけで、ネタバレありの感想は後日別館にて。
いろいろ不満言ってるわりに、久しぶりに堺エネルギー注入された感じで、顔がにやけているのでした。