新 お気楽日記

日常を徒然なるままに。

ボーナスみたいなもん

非常にローカルな、率の悪い、面倒くさい、わかりにくい、日の目を見難い、面白みの少ない仕事をちまちまちまちまちまちま…と、日々積み重ねている私ですが、そんな私にも時折ご褒美みたいな仕事が向こうからやってきます。
ここ数年何故か度々ラッキーな感じに転がり込んでくるスポーツ関係のお仕事。特にサッカー!ええ、私、スポーツは見るの専門ですけども…。それなのによく仕事を振ってくださる…ありがたい話です。
選手に直接お会いしていろんなお話が聞けるのは、個人的にはなかなかに良い刺激。
毎度思う。何故彼らはこんなにもストイックなんだろう。それはやっぱり結果がすべての仕事だから?
格差社会とか言って、「努力してるのに報われない」なんてセリフをそこかしこでよく耳にしますが、彼らを見ているとそういう甘ったれた考えは吹っ飛びます。努力が報われるかどうかなんて、彼らはいちいち考えません。やったって報われないことの方が多い。というか、報われるために努力するわけじゃない。報われるための努力なんてのは、所詮ホドホドのもんなんだなと。そんなこといちいち考えている暇があったら、その分も努力しろってこと。それで報われなくても、自分が悪いだけで周囲は関係ない。評価されるかどうかも含めて、自分次第。全部を自分で背負い込む覚悟がなければ、端からスタートラインに立てない。
と、思うわけです。会うたびに。
あと、決定的に違うのは、彼らはそういうのを「努力」と言わない。いや、そういう言葉をセレクトすることはあっても、「いろんなものを犠牲にして頑張っている」という感覚はない。やりたいからやる。やらなきゃ上手くならないからやる。やらなきゃ先がないからやる。ただやる。やる。やる。

そうだそうだ。堺さんが前に言ってたっけ。
「人生の選択肢で迷うのは、そのどちらもが魅力的だから。だからどっちを選んでも後悔しない」
みたいなこと。彼らは、それだけが魅力だからそれだけをやる。だから後悔しないし、とことんやる。やる。やる。
自分、そこまでやってることあるかいな?と、帰り道ちょっぴり落ち込むのも毎度のことなんだけど。