新 お気楽日記

日常を徒然なるままに。

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「ライター」を職業にしているとか言うと、必ず言われるのが「じゃあ学年に配るお手紙書いてよ」とか「広報誌つくってよ」とか、挙句の果てには「バザーのPOP作ってよ」とか。ええと、とりあえずお手紙とか広報誌ぐらいは範疇ですが、手描きPOPはできません(汗)。ライターとは言ってもそういうものは描けません。絵心は普通の人以下だし(笑)。
で。そりゃ子供が世話になっているからできることはお手伝いしますが、何でもかんでも「やってーやってー」はちょっと違うと思うんですよ。冷たいようですけども…。一応私も別の担当を持ったりしているわけで、そっちの役目を果たすことを頑張るのが私の仕事だと思うわけで。
でもチラと職業を知られてしまったりすると「お願い♪」って。そういうもんですよねえ世の中は。でもそんなにどれもこれも引き受けちゃうとまずいだろ?と思うわけ。
ちょっとそれは度が超してるぞ!と思うものはさりげなくやんわりと「私に頼むと料金発生するよ?」と(←どこがやんわりだ?)お断りするんですが。だってそれってお肉やさんに「ちょっとお肉ちょうだい」って言うのと同じじゃん?


友人の男性ライターさんがやはり「ライターさん?じゃあ広報部長ね」と言われて引き受けたそうです。彼はそれくらいのものは片手間で作れるわけで、随分工夫もして賞をもらえるような広報誌を作って大評判。有難がられて一年を終えたようです。
が!大変なのはその翌年の方ですよ。前年彼がほぼ一人で売り物にしても良いようなモノを作ってしまったために、翌年の方は作り方がわからない。頑張ったって同じ様なものは作れない。ようやく作って出すと事情を知らない人に「随分今年は酷いわね」と言われる。と良いことないです。後のことも考えずやった彼も彼ですが、安易にプロに「やってやって」と頼んだ周囲も問題アリです。


お肉やさんなら「どうぞ」って出してもらっても、皆一応「売り物じゃない?お金払うよ」とか言うのに、目に見えない技術だとそれは単なる「サービス」になってしまうってちょっと変じゃない?
でも前出の私のように「料金発生するよ」なんて言ったら大概「あの人何様?」って思われます。そりゃちょっとぐらいならやりますけど…っていうか、こちらも得意なことで役立てるんならそっちの方が楽なくらいで…そうしたいのはヤマヤマで。その辺、わかってもらうのって難しいもんです。

どこまでお手伝いしていいもんか…なやむ…。